【最新版】カナダワーホリで経験できる仕事一覧と探し方の解説

【最新版】カナダワーホリで経験できる仕事一覧と探し方の解説

競争率の高いカナダでワーホリできる、そんな読者の準備のひとつが、カナダの求人探しですね?きっと、「どうやって探せばいいの?」「どんな求人があるの?」そんな不安と、新しい経験への期待が入り混じっていると思います。

そんな読者に向けて、カナダの求人の探し方や、どんな求人があるのかを当記事では紹介しますね。そして、せっかく働くなら高時給で働きたい、興味がある仕事を経験したいなどのニーズに合った求人の探し方も紹介します。

どんな仕事をカナダで経験したいのかなど、思い浮かべながら読み進んで下さいね。

※記載している日本円は、2017年10月現在の換算レート、1カナダ$=90.31円です。

1.カナダワーホリ中の求人状況

カナダでワーホリできる、想像するだけでわくわくしてきますね?勉強しながら他国で働くことができるこの機会を最大に活かせるように、仕事についてもしっかり考えてみましょう。

しかし、そもそもどんな求人があるのか、そんな疑問がわいてくると思います。そんな読者が一番知りたいことを、最初のこの項目で紹介しますね。

①:日系人向けの仕事

カナダが多国籍文化な国であることは、多くの人がご存じだと思います。それは歴史上、いろいろな人種の人々が移住しているからなのですが、くわえて常に、世界各国から人々が訪れている国です。日系人も多く含まれています。

そんなカナダには、日系人が経営するレストランやお店や企業があります。求人も日系人が経営するお店や会社が多く紹介されているのです。

仕事の種類は、ウェイトレスやウェイター、ホテル、日系のお土産屋さんなどの接客業が多い傾向があります。求人の数は観光客や、日系人向けが多いので、求人は都心部や観光地ほうが求人が多いです。

気になる給料は州によって最低賃金が違いますし、日本では、時給だけしかもらえない接客業もカナダではチップももらえます。支払う料金の10%~20%は払うのが常識とされていますので、たとえ時給が低くても高い給料を期待することができます。

チップの習慣を考えると、客単価が高い接客業のほうがチップは多くもらえます。たとえば、近年海外でも人気がある日本料理などの高級飲食店はおすすめです。

サービスの質を上げる必要はありますが、20~25%くらいは払うのが常識とされていますので、さらに高いチップがもらえることが期待できます。

一方で、マクドナルドなどのファーストフード、セルフサービスのお店、テイクアウトのお店では、ウェイトレスやウェイターから直接サービスを受けることがないので、チップを払う習慣はありませんので、時給しかもらえませんので注意して下さいね。

そして英語を使う頻度ですが、お客様、職場の人や取引先の人など、英語を話す人と関わる頻度によって異なります。応募する時にそのことも確認しておきましょう。英語が使えると思っていたのに、そんな場面がなくてがっかりということもありません。

②:英語力が高い人向けの仕事

次に読者の英語力が高いのであれば、英語力を活かした仕事の求人もあります。英語を話す機会がある、給料が高いなど、多くの特典が読者にはありますので、ぜひ挑戦してもらいたいところです。

そして、「英語力を活かした仕事」と聞くと、英語力に自信がない、といった理由で挑戦することが不安になる人もいらっしゃるかもしれませんが、職種には、それほどハードルが高いのもではありませんので安心して下さいね。

たとえば、ホテルでの接客業でも、重い荷物を客室に運ぶハウスマンなど、お客様と接する機会がある仕事内容にするだけで、時給は14カナダ$(約1,264円)と少し高くなります。一方で、ベットメイキングなどのお客様と接することがない仕事だと、時給は11カナダ$(約993円)と少し安いのが一般的です。

仕事に英語力が活かせる、給料が上がるとなれば英語を勉強するモチベーションも上がりますよね?ぜひ挑戦してみて下さいね。

③:専門職の仕事

カナダは、一人あたりのコーヒー消費量が多いので有名なのをご存じでしょうか?移民が多い歴史から、ヨーロッパとフランスの文化が密接に関係し、コーヒーを飲む文化も持ち込まれたことがcoffee meccaの「カナダのコーヒー文化と特徴」(出典:coffee mecca「カナダのコーヒー文化と特徴」)で紹介されています。

そんなコーヒー文化が根付くカナダには、コーヒーが楽しめるカフェが多くあります。興味がある人は、カフェで働いてみるのもおすすめです。

日本でも「バリスタ」という言葉を聞いたことがあると思います。コーヒーに関する知識と技術を認めた資格もあります。1日や数日で資格が取得できる講座やスクールもありますので、滞在中にその資格を取って働いてみるのもいいかもしれませんね。

そのように、読者の興味がある、経験したい仕事であれば、探せば挑戦できる求人も分野によってはありますので、アンテナを張り巡らせて探してみてはいかがでしょうか?

求めている職種そのものがなくても、興味がある業界や分野の仕事をするだけで、関連がある仕事を見る、経験することができますし、会社の雰囲気も感じることができます。それ以外にも同じ興味を持っている人達との交流もありますので、刺激を受けることもできる絶好のチャンスをつかむことができますね。

2.カナダワーホリで給料が高いのはこんな仕事

せっかく働くなら給料が高い仕事をしたい、そんな気持ちがわくのはあたり前のことですね?では、その希望を満たせる仕事を探してみましょう。

高い給料がもらえる仕事に関係あるのが、英語力・フランス語力です。それらの能力を活かせば、希望に近い給料の求人を見つけることができますので、それぞれについて紹介していきますね。

①:英語を活かした接客業

求人が多い日系人を対象にした仕事ですが、実はこの仕事の時給は、あまり高くない傾向があります。そして、せっかく英語が話せる環境が身近にあるのに、仕事では使うことがほとんどない職種なのです。

一方で、英語を活かした仕事もあります。読者の英語力が高い、働きながら身につけていけば時給の高い仕事をすることができます。

給料があまり高くないイメージの接客業でも高い給料がもらえる仕事もあります。どんな仕事があるのかを留学・語学の総合サイト「School With」(出典:留学・語学の総合サイト「School With」)のページを参考に紹介しますね。

高い給料の仕事のひとつが、日本料理店での仕事です。主な仕事は、お客様の注文を聞いて厨房に料理をとおす、厨房で料理を作るなどです。時給は、15カナダ$(約1,355円)とチップもそのページを書いた筆者はもらえたそうです。知人は、チップだけで家賃が払えるほどもらえていたと書かれていますので、「稼ぎたい」という人にはおすすめの仕事です。

ほかには、カナダの携帯電話のお店です。接客用語の勉強や商品の知識などを見につける必要はありますが、困った時にはほかのスタッフが助けてくれる、ということもあったそうです。給料は、アルバイトで時給が12カナダ$(約1,084円)、月給だと900カナダ$(約81,300円)だったそうです。

ほかには、カナダにワーホリする時に留学会社を利用したのであれば、その会社を通してカナダに支社があれば、働ける可能性もあるようです。

仕事内容は、SNSなどで、会社を紹介する記事を書く業務もありますので、記事が書ける、日常会話ができる英語力は必要ですが、それほど難しいものではないようです。

ワーホリする時にワーホリサポートセンターなどを利用していないとしても、現地の日本人向けの求人サイトで募集されているようですので、そこから応募することもできます。時給は、会社によって異なり、13~15カナダ$(約1,170~1,350円)が一般的です。

そしてこの仕事のよい点は、読者のワーホリ経験を活かせることです。ワーホリに関する手続きやお客様が不安に思うことなど理解できますので、お客様にとっても読者にとってもよい影響を与えることができます。

②:英語力を最大限に活かす

読者の英語力が高ければ、仕事の幅はぐっと広がります。給料もいい仕事に就ける可能性がありますので、しっかりと英語能力をアピールしていきましょう。

仕事の基本的な状況は日本と同じで、接客業よりも事務仕事のほうが時給は良く、体力的にも楽です。しかし、チップがもらえることを考えると、接客業のほうが手取りはいいこともあります。

そして読者が日常会話、ビジネス英語など、どの分野が得意なのかも知ったうえでアピールしていくと、その能力を活かし仕事をすることができます。

英語だけを用いる仕事ではなくても、日本語ができますので、英語から日本語に訳すという仕事内容でも英語力を活かすことができます。

ほかにも、職場の環境も関係があり、日本人を含む日系人が経営する会社や仕事であれば、やはり英語を使う機会は減りますし、一緒に働く人のなかに英語を話す人がいれば、英語を使う機会もあります。

③:英語力とフランス語力を活かす

英語とフランスが公用語のカナダでは、場所によってはフランス語が主要言語として用いられていますので、英語力に加えてフランス語力があれば給料がいい仕事に就ける可能性があります。

求人ですが、フランス語が多用されている地域だと、多いですし、職種にもよります。しかし、ある程度のフランス語力が必要になりますので、挨拶ができる、簡単な日常会話ができるというレベルだと両方の言語が活かせる仕事の範囲は広くありません。

フランス語力がどのくらい求人に影響を及ぼすのかですが、「ケベック州では最低条件」、「それ以外の都市であれば有利」というように地域によって異なることが、e-Mapleの「英語+フランス語はワーホリに有利??」(出典:e-Mapleの「英語+フランス語はワーホリに有利??」)で紹介されています。

そして、仕事内容で求人は左右されます。たとえば電話対応であれば、日本語、英語、フランスができるととても有利になった、という例も紹介されています。

求人を見ただけでも「フランス語必須」と記載されているポジションも多く、求人にはフランス語力についてふれていなくても、大きな会社で支社やクライアントがケベック州にある場合は、採用過程でフランスが話せる人が優遇されて、給料も変わってくるとも書かれています。

ほかにもカスタマーサービスやITなど、大勢の人とコミュニケーションをとる必要がある職業、大きな会社であればフランス語圏のケベックと取引があるので、有利ということも書かれていますので、そういう求人を探してみるといいですね。

3.カナダワーホリで求人の探し方

カナダの求人状況が分かったら早速求人を探していくのですが、求人の探し方が分からないという読者もいらっしゃると思います。

国が違うので求人の探し方も異なりそうですが、安心して下さいね。インターネットがある現代では、国が違っても気軽に求人は探すことができます。

ほかにも口コミや紹介、新聞など求人が掲載されている媒体は同じ、日本と同じです。それぞれについて「カナダのワーホリ!求人&給料の良い仕事・アルバイトの探し方!!」(出典:「カナダのワーホリ!求人&給料の良い仕事・アルバイトの探し方!!」)を参考に紹介しますので、求人探しのヒントにして下さいね。

①:インターネットで探す

冒頭でふれたように、情報社会の現代では、求人もインターネットで探すことができます。ネット環境さえあればどこでも、時間帯を気にすることなく検索することができますので、おすすめです。

サイトは、主に「craigslist(クレイグスリスト)」出典:craigslist公式ホームページ「kijiji(キジジ)」出典:kijiji公式ホームページ「Jpcanada.com(JPカナダ)」出典:Jpcanada.com公式ホームページ)などがあります。

なかでも「craigslist(クレイグスリスト)」と「kijiji(キジジ)」は、地域ごとにいろいろな求人が英語で紹介されていますので、英語力がある人にはおすすめです。

一方で、英語は苦手、日本語で理解したいという人には、日本語で書かれた「Jpcanada.com(JPカナダ)」というサイトがおすすめです。

早速、読者のパソコンや、スマートホンなどで、どんな求人があるのか見てみて下さいね。

②:口コミや紹介

カナダでワーホリすることが決まったら、カナダの求人を探していることを周りの人に話しておきましょう。どこから仕事の話が舞い込んでくるか分かりませんから。

ワーホリ前であれば、カナダにワーホリした経験者や、仕事をしたことがある人など周りにいないか、友人の知り合いにそんな人がいないか声を掛けておけば、カナダの求人状況を聞けることがあります。

どんな仕事があるのか、どうやって見つけたらいいのかなど聞いてみて下さいね。求めた答えがもらえないかもしれませんが、何かヒントがもらえることもあります。

そして、カナダに渡航してからであれば、新しく知り合った学校の友人や、滞在先の人など身近な人に仕事を探していると伝えておくと、仕事を紹介してもらえる可能性が高いようです。

そして、口コミの仕事は給料がいい傾向がありますので、ぜひ実践してみて下さいね。

③:紙ベースの求人情報を利用する

インターネットの時代ですが、紙ベースの新聞などにも求人がありますので、仕事を探す時にはぜひ利用してみましょう。

では、どんな紙ベースのもので求人を見つけることができるのかというと、たとえば「日系向けの新聞」や「地元新聞」などです。これらの数は多くはないのですが、求人が掲載されていますのでぜひとも利用して下さい。

日本と同じように、料金がかからないフリーペーパーや新聞がありますし、街中で配られているので、手軽に手にすることができます。

地元紙であれば、「metro」(出典:metro)「Georgia Straight」、(出典:Georgia Straight)、「NOW magazine」(出典:NOW magazine)などがあり、これらは英語の求人を中心に紹介されています。

一方で、現地の日系レストランや日本食のスーパーなどに行けば、日本語のフリーペーパーがあります。それらの新聞は日系の求人が多く紹介されていますので、英語に自信がない、今すぐに仕事をしたいという人にはおすすめです。

ほかにもそのお店に求人広告が貼られていることもありますので、それも利用しましょう。応募方法は、求人広告に書かれていますので、案内にそって応募すればいいだけです。

この方法の良い点は、そのお店に貼られている広告ですので、どんな雰囲気のお店なのか応募前に知ることができることです。

なかにはその場でお店の人に聞いてみる、という人もいらっしゃいます。気になるのであれば、直ぐに聞いてみるのもいいですね。

4.カナダワーホリの求人探しの3つのポイント

カナダワーホリの求人探しをする時ですが、ポイントがいくつかあります。それらのポイントを意識して求人探しをすると、求人探しがし易くなります。

そして、有意義なワーホリにすることもできますので、最後の項目として3つ紹介しますね。

①:仕事をする目的を明確に

なにか行動を起こす時に、つねに明確にしておきたいのが、「目的」です。ワーホリでカナダに行く時にも、自分がワーホリ中に経験したいことを見つけておくと、求人探しがしやすくなります。

そして、その目的は人によって、実にさまざまです。たとえば、語学力を上げる、海外での仕事の経験を積むといったワーホリ本来の目的ですね。

目的が見えれば、語学力を上げたいのであれば、求人の条件欄に語学力が必要と書かれているもので、読者の英語力と照らし合わせれば、申し込むのか別の仕事にするのかも容易に決めることができます。

ほかにも、仕事の内容も経験を活かすのか、新しい経験をするのかも決める目安にもなりますね。そしてそれはあくまでも求人を探している時点でのことですので、カナダに渡航して英語力が上がったなど、嬉しい状況の変化があったら、それにあった仕事に変える、仕事内容を変えてもらうなど、自分で行動を起こしていきましょう。

そのように、渡航中もつねに、目的と今自分の能力が活かせる仕事はなにかを見つめ直すと、語学力、仕事の経験という、ワーホリの最大目的をしっかりと活かした経験を手にすることができます。

②:日系人向けの仕事とそれ以外の仕事

①の項目と少し重なるのですが、日系人向けの仕事をするのか、それ以外の仕事をするのか、したいのかも決めて求人探しをするとやりやすくなります。

これまでに紹介したように、カナダには移民や移住者、ワーホリで滞在する日系人が多いので、日系人向けの仕事が多いです。そして、日系人が経営している飲食店も多くあります。

そのように日系人向けの仕事が多いので、そのぶん求人は多く、見つけやすいのですが、ほとんどの場合、日本語を用いて仕事をすることになるので、英語力が上がる環境ではない可能性が高いことを納得したうえで応募しましょう。

③:語学力と住む場所

ワーホリの求人探しの最後のポイントは、目的のひとつである語学力を上げるために、語学力が活かせる仕事を探す、その仕事の求人がある場所に住むということです。

これまで紹介したようにワーホリ中にできる仕事の求人は、さまざまなものがあるのですが、せっかくのチャンスです、少しでも日本語以外の言語にふれる機会を自分でつくり出して、お金にしていきましょう。

どのくらいの語学力が求められるのか、言語の種類は、仕事や地域によって異なります。カナダの興味深いところです。

カナダの公用語が英語と日本語であることは、ご存じだと思います。場所によっては、フランス語のみが用いられていて、英語を使う機会がないといいう地域もありますので、事前に調べておきましょう。

そんな環境ですので、どこで働くのかも語学力を仕事に活かす時に影響があります。多くの人が住んでいるところで働くと思いますので、ワーホリする時には、住む場所も考えましょう。

英語であれば、トロントやバンクーバーであれば、自信がなくても仕事を見つけることができます。フランス語であれば、ケベック、モントリオールなどのフランス語圏に住むと語学力が活かせる仕事を見つけることができます。

どの言語を使いたいのか、求人があるのかも考えて、3つのポイントを参考にして希望に合った仕事を見つけて下さいね。

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