カナダワーホリ期間を資格取得する方法【おすすめもセットで解説】

カナダワーホリ期間を資格取得する方法【おすすめもセットで解説】

カナダワーホリするなら、その期間を利用して資格を取得しませんか?1年しかないワーホリですが、言い換えると1年もあります。

当記事では、カナダワーホリを活かして資格を取得することについて紹介していきますね。少なくともこの資格は取得しておいたほうがいい資格なども。

紹介した内容を読んで「やる気が出た」、そう思ったら、あなたのカナダワーホリの目的にしてみませんか?

1.カナダワーホリと資格取得

カナダワーホリできる人が同じように獲得できるのは、1年間滞在して勉強できる、働くことができるという特典ですね?

その1年間をどのように活かすのか、そこを意識するだけで得るものは人によって大きく異なってきます。当記事で紹介するように、資格を取得することもできます。

最初のこの項目では、その機会を活かして資格を取得することについて紹介していきますね。

①:カナダワーホリで取得する資格の種類

「資格」とひとことで言っても、さまざまな資格があります。どんな資格があるのかを知る前に、資格の種類を知っておくと、どの資格を取得するのかを検討、決めやすくなります。この項目では、資格について馴染みのある日本の資格を例に紹介していきますね。

まず資格ですが、大きく分けると「国家資格」「公的資格」「民間資格」の3つの種類に分類されます。そして、どの種類の資格なのかで、活かせる範囲が異なってきます。

もう少し資格について「進路のミカタ」の「資格の種類を知ろう」(出典:進路のミカタ「資格の種類を知ろう」)のページを用いて紹介すると、上記の3つの種類によって、特徴や試験の難易度が異なります。

次に、目的別に分けると「受験に役立つ資格」「就職に役立つ資格」「働くうえで役立つ資格」に分類でします。

資格を持っていなければ働くことができない職業や、持っていると受験や就職で有利になる資格もあるということです。

紹介したように、資格にはさまざまな種類がありますので、目的を明確にして、貴重な時間を注ぎ込むのであれば、有利な資格を取得することをおすすめします。

紹介するために用いた資格は日本の資格についてですが、カナダでも同様です。カナダワーホリ中の資格取得は、紹介した内容を参考にし、どの資格にするのかを考えてみてくださいね。

ただカナダと日本で異なるのは、資格を取得する側の考えた方のようです。カナダでは興味がある分野をしぼり、それを仕事にするにはどの資格が必要かを考えるようです。

そのことが「jpcanada.com」の「カナダ学校生情報」(出典:jpcanada.com「カナダ学校生情報」)に記載されています。

ほかにも資格取得する時期があります。カナダワーホリ中に取得するのか、帰国してから勉強したことを活かして資格取得するのかです。

この後の項目で紹介するように、たとえば英語の資格のひとつであるTOEICであれば、カナダワーホリ中に受験することができますし、帰国してからでも受験することができます。

カナダワーホリ中に取得できる資格の種類は、この後の2と3の項目で紹介しますので参考にして下さいね。

では、上記で紹介したページや、そのほかの情報を参考にして取得したい資格が決まったら、取得に向けてなにをしていけばいいのか、具体的な方法を次の項目で紹介しますね。

②:取得したい資格が決まった後に

カナダワーホリで取得したい資格がみえてきたら、カナダワーホリ中の1年間の計画を立て、具体的に進めていってくださいね。

繰り返しますが、あなたが取得したい資格が①の項目で紹介した「受験に役立つ資格」「就職に役立つ資格」「働くうえで役立つ資格」のどれに当てはまるのかを明確にして。それによって、計画が全く異なってくるからです。

当記事のテーマは、カナダワーホリです。ですので、この項目では、その3つのなかの、働くうえで役立つ資格を取るための計画について具体的に紹介していきます。

最初にすることは、仕事は何をするのか、したいのかを明確にし、その職業の求人を調べることです。

そうすると、必要な資格や、優遇される資格、応募する時に必要な資格を記載されている募集要項から知ることができます。その資格名をキーワードに、情報を集めていきましょう。資格を取るための学校や、プログラムなどを見つけることができます。

たとえば、そもそも職場が求める資格がないと働けない、応募できないのであればまず資格を取らなければいけません。

詳しくは、3の③の項目で紹介するのですが、SIR「The Serve it Right」や「Food Safe」という資格です。

これらの資格は、カナダでは、ないとそのポジションに就くことができない、もしくは、持っていると優遇される資格のようです。

以上のように、したい仕事や興味がある仕事を明確にして計画を進めてみてくださいね。では、カナダの資格の現状はどうなのでしょうか?

資格に対するとらえ方も、知っておくといいことのひとつですので、次の項目で紹介しますね。

③:資格の現状

これまでに、資格の種類や、資格取得に向けてどのように計画を立てていくのかを紹介しました。そんな資格ですが、①の項目で紹介したように、受験、就職、働く時に必要であったり、有利になったりします。

たとえば、専門職であれば、そもそも資格が入学基準、応募基準になっている場合がほとんどです。その学校や、仕事に必要な知識や技術を持っている人である証明になるからです。

そして、別の項目で少しふれたように、資格に対する考え方が、日本とカナダでは異なることも紹介しておきます。それは、履歴書ひとつを例にとっても知ることができます。

日本では、学歴や持っている資格を中心に記載していく場合が多いのですが、カナダでは、これまでに経験した仕事や、どんな業績を築いたかというキャリアを中心に記載するようです。資格はいってみれば、そのキャリアをアピールする一部のようなものなのです。

以上が、カナダワーホリで取得する資格の種類と、取得したい資格が決まった後にどう進めていくのか、カナダの資格の現状についての紹介でした。

では、カナダワーホリで人気がある資格にはどんなものがあるのでしょうか?次の項目では、カナダワーホリで人気がある資格を紹介しますね。

2.カナダワーホリで人気がある資格紹介

日本でもそうですが、資格には、人気がある資格や学校に入学する、就職する、転職するなど状況によって有利になる資格があります。時代によっても異なりますね。

この項目では、そんな資格を、カナダワーホリで人気があるものと理由という内容で紹介します。たとえば、英語の資格です。自分の英語力の向上を確認できますし、ワーホリ中の英語勉強の成果を知ることにもつながります。

紹介する内容を参考に、カナダワーホリの1年間を、何の資格を取るために注ぎ込むのか考えてみてくださいね。

①:カナダワーホリで人気の英語資格

最初に紹介する資格が、英語関連の資格です。代表的な資格であれば、TOEICや英検でしょうか?ほかにも英語の資格はあるのですが、将来どうしたいのかをもとに考えてみてくださいね。

それは、大まかに日本で働くのか、海外で働くのかです。さらに国内でも日本の会社や企業で働きたいのか、外資系の会社や企業で働きたいのかも。

英語の資格は取得した級や資格によって、関連のある資格の1次試験を受けなくてもいい、免除されるということもありますので、そのあたりの関連も知っておくといいですね。

たとえば英検の1級の資格を持っていると、全国通訳案内士試験(出典:国土交通省 官公庁公式ホームページ)であれば、筆記試験の外国語(英語)科目の受験が免除されるというように。

英検は近年海外でも通じる英語の検定試験として紹介されていますし、国内でも入学受験時に有利になるなど活かせる場が増えています。

内容がアカデミックな話題が扱われていますので、人と会話する時にもその知識と英語力は活かせますのでおすすめの英語資格のひとつです。

日本でも知られているTOEICであれば、700点代が就職時に有利になるスコアの基準のようです。そのように、さまざまな状況で有利になる資格ですので、取得しておくことをおすすめします。

次に、美容関係の資格も人気がありますので、次の項目で紹介しますね。

②:カナダワーホリで人気の美容関係の資格

カナダで、「仕事に就いて学ぶ」、という考えが通用しないのが美容関係の仕事のようです。日本では仕事をしながら技術を磨く、ということもあるようですが、カナダはそうはいかないことが、「e-Maple」の「トロント掲示板(美容)- No.36116」(出典:e-Maple「トロント掲示板(美容)- No.36116」)のページで紹介されています。

そのページは読者間のQ&A形式になっていて、カナダワーホリ渡航予定の読者が、アイリストなどの美容の仕事に就きたいので、カナダの現状を知りたいといった内容で質問されています。

回答者のひとりは、カナダにはアジア系のサロンは多くあるが、フェイシャルだけの技術ではどこも雇ってくれないのではないか、という考えを投稿されています。

たとえばエステティシャンであれば、フェイシャルだけではなく、ペディキュア、マニキュア、ワックス、ボティトリートメントなど全般にわたる技術が必要だとのこと。

アジア系以外のサロンであれば、学校でエステティシャンの勉強をしていない人が採用されることはほとんどないことも述べられています。

そのことから、1の項目の③で紹介したように、なにはともあれその仕事ができる技術や経験が重要視される業界のようですので、資格取得をしながら技術を身につけましょう。

そして、資格の種類がとても重要で、民間の、たとえばあるサロンでのみ通じる資格もあるようです。そのことを考えると、この業界の資格だと自分でもしっかりと情報を集める必要があるようです。

次に、国際貿易やビジネスマネージメントなどのビジネス関係の資格もありますので、次の項目で紹介しますね。

③:カナダワーホリで人気のビジネス関係の資格

カナダで人気がある資格のなかに、国際貿易やビジネスマネージメントなどのビジネス関係の資格も人気があります。

そのなかに、FITT国際貿易プログラム(Forum for International Trade Training)という資格があるのですが、8科目を習得する、試験にバスする、1年間の実務経験を積むとCITP(Certified International Trade Professional)という国際貿易のプロとしての認定を得ることができるそうです。

そして、この資格は、カナダだけでなく、北米の企業や日本の外資系企業など、国際ビジネスに関わる企業で高い評価を受けていること。

「海外生活アプリ」の「海外資格辞典/FITT国際貿易プログラム」(出典:海外生活アプリ「海外資格辞典/FITT国際貿易プログラム」)でそのことが詳しく紹介されています。

そのページの就職先の例を見ると、あなたも取りたくなる資格になる可能性もあります。就職先の例として貿易コンサルタント、大使館スタッフ、外資系企業、商社や運輸業界などが挙げられています。

この資格取得のために学校に通う、勉強する時には高い英語力は必須です。英語の勉強にも力を入れる必要があります。

以上が、カナダワーホリで人気の資格を紹介しました。ほかにも、日本でも馴染みはあるが、勉強する内容に特徴がある、先進の内容を習得することができるカナダならではの資格もあります。

次の項目では、そんな資格について3つ紹介しますね。

3.カナダワーホリならではの資格

2の項目では、カナダワーホリで人気がある資格を紹介しましたが、この項目では、カナダならではの資格を紹介していきます。

紹介するのは、日本でも取れる資格ではあるのですが、内容が日本とは少し異なっている、カナダのほうが進んでいる内容が学べる、日本ではその資格がなくても働けるがカナダでは必要というものです。

折角のカナダワーホリチャンスを活かして、資格取得してはいかがでしょうか?では、介護、ヨガ、飲食業の3つに分けて紹介しますね。

①:カナダワーホリで福祉関係の資格をとる

カナダが、福祉の先進国であることはご存じでしたでしょうか?将来介護士やヘルパーを目指すのであれば、ワーホリ中に資格を取得してはいかがでしょうか?

近年、福祉関係の仕事は、日本でも多くの人が就かれていますね?カナダは、福祉国家ですので、多くの人々が介護福祉に強い関心を持たれているそうです。

では、カナダならでは、とはなにかですが、授業に老人学、解剖学という専門的な科目、高齢者とのコミュニケーションやケアについて学ぶことに加えて、ヒーリングやハーブでの治療も学ぶのだそうです。

そして、障害者への対応の仕方も習うことができるので、幅広く介護福祉について学ぶことができることが「留学ONLINE」の「自分のStyleに合った留学プログラムを見つけよう!」(出典:留学ONLINE「自分のStyleに合った留学プログラムを見つけよう!」)のページで紹介されています。

サイトの名前には、留学がカナダに滞在する目的になっていますが、ワーキングホリデービザがあれば受講し資格取得に向けて勉強することができますので、先進の介護福祉の資格を取りたい人にはおすすめです。

ほかにも、日本でも近年流行っているヨガも発祥地のカナダでは大人気ですので、資格を取ってみてはいかがでしょうか?次の項目でその資格について紹介しますね。

②:カナダワーホリでヨガの資格をとる

日本で近年人気があるヨガですが、北米でも大人気で、カナダでもバンクーバーを中心に多くの人がヨガをされているようです。

そのため、資格取得を目指す人も多く、「LIFE VANCOUVER」の「バンクーバーの「ヒト」に注目!第38回目、ヨガインストラクター・清岡美音さん」(出典:LIFE VANCOUVER「バンクーバーの「ヒト」に注目!第38回目、ヨガインストラクター・清岡美音さん」)で紹介されている清岡美音さんのように、カナダでインストラクターの資格を取得された方もいらっしゃいます。

そして、この資格を取得する時のポイントですが、どの種類のヨガのインストラクター資格を取得するのかを見極めることのようです。

そのポイントが、「OXYGEN YOGA & FITNESS」の「WANT TO BECOME A YOGA INSTRUCTOR IN VANCOUVER? 8 TRUTHS BEHIND BECOMING A YOGA INSTRUCTOR!」(出典:「OXYGEN YOGA & FITNESS」の「WANT TO BECOME A YOGA INSTRUCTOR IN VANCOUVER? 8 TRUTHS BEHIND BECOMING A YOGA INSTRUCTOR!」)のページで紹介されています。

ページは、バンクーバーでヨガのインストラクターになりたい人のための8つの真実、といったテーマで書かれているのですが、ポイントが多く紹介されています。

簡単に紹介すると、大事なのは自分に合ったスタイルのヨガを見つけること、そのためにさまざまな種類のヨガを受けてみることだそうです。

ほかにも、今後ヨガのインストラクターとして生計を立てていきたいのであれば、ヨガの知識や技術はもちろんのこと、クラスとして運営するために生徒を集める営業力、たとえば、広告やホームページをつくる技術も必要とのことです。

最後に、ヨガを教わる先生選びも重要とのこと。そのことからもさまざまなヨガ教室やクラスに足を運んで、自分で経験してみることが必要な資格ですね。

ヨガの資格は、そのためのコースやクラス、ヨガ教室でも取得できるようです。そして、この資格のいいところは、日本でもヨガをする人が増えているので、日本で仕事をするとしても活かすことができる資格であることです。

次に、カナダワーホリをする多くの人が選ぶ、飲食関係の仕事で役立つ資格があります。役立つ資格、というよりは、勤務する州によっては規定の資格がないと働けない場合もあります。詳しくは、次の項目で紹介しますね。

③:カナダワーホリで飲食関係の資格をとる

カナダワーホリ中に、多くの人が選ぶ仕事に飲食業がありますね。その仕事をする時に必要になる、持っていると採用率が高くなる資格があります。

それが、SIR「The Serve it Right」という、「アルコール取り扱い資格」やFood safeという、「食品衛生管理資格」です。

どんな資格かというと、業務でアルコールをサービスするのであれば、取得しなければいけないもので、SIR(The Serve it Right)、日本語でいうとアルコール取り扱い資格で、BC州ではその資格がないと、アルコールをサービスするポジションに就くことはできません。

BC州には、バンクーバーやビクトリアがあり、ワーホリ場所として人気がある場所ですので当てはまる人も多いと思います。

そして、その資格取得は法律によって決まっていて、2015年9月15日から施行されているとのこと。それらのことが、「日本ワーキングホリデー協会 公式ブログ」の「カナダ渡航希望者必読!! The Serve it Right(SIR)につてい!!」(出典:日本ワーキングホリデー協会 公式ブログ「カナダ渡航希望者必読!! The Serve it Right(SIR)につてい!!」)のページで紹介されています。

ページを読むと、以前はそのお店に一人その資格を持っている人がいればよかったようですが、近年法律を改定されてから、アルコールを取り扱う店に働いている全ての人が持たないといけなくなっているようです。

試験は英語で全て行なわれる、普段使わない言葉も英語で多く出るのでなかなか難しい資格のようですが、資格取得のための学校やオンラインで受講して準備勉強をすることができるそうです。

ですので、その場合、そのポジションに就く前に取得しなければいけませんので、まず資格を取るということになります。

似たような資格に「Food Safe」という日本語でいうと「食品衛生管理資格」(出典:日本ワーキングホリデー 公式ブログ「カナダで一日で取れる資格」)もあります。この資格はないと働けないというものではないのですが、飲食店によっては求められる資格のようです。

以上が、カナダワーホリと資格を取ることについての紹介でした。これまでに述べたように、1年間ある滞在期間を資格取得に注ぎ込むという選択もあります。

その選択をする理由は、その人によって異なると思います。しかし、カナダワーホリ中に勉強をするなら、習得した証として資格を取るのもいいのではないでしょうか?

当記事を参考に、具体的に考えてみて下さいね。

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