南米チリでのワーキングホリデー!チリの魅力やワーホリ事情を詳しく解説

南米チリでのワーキングホリデー!チリの魅力やワーホリ事情を詳しく解説

南米の南に細長く伸びる国チリ。チリと聞いても「あ~、あの細長い国だよね?」ぐらいのイメージしか湧かない方も多いのではないでしょうか?

チリは南米の中でも裕福で落ち着いた国であり、南米の日本とも呼ばれる住みやすい国として人気があります。

そんなチリですが、2018年から日本とチリ間でのワーキングホリデーが始まりチリで1年間、最大2年間現地での生活を送れるようになりました!

まだあまり私たちの身近ではない国のチリですが、今後はどんどんワーホリ先としても人気がでてくるであろうチリの魅力を今回ご紹介していきます!

気になるチリのワーホリ情報もシェアしていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

チリはどんな国?魅力をお伝え!

なかなかイメージの湧きにくい南米の国、チリですが一体どんな国でどんな魅力があるのでしょうか?以下で詳しくご紹介していきます。

チリの基本情報

国名 チリ共和国 (República de Chile)
首都 サンティアゴ(Santiago)
面積 約75万6000km2(日本の約2倍)
人口 約1795万人
通貨 ペソ($)
時差 日本より13時間遅れ(サマータイムはマイナス12時間)
言語 公用語はスペイン語。マプーチェ語を話すところもある

南米大陸の太平洋南岸にあり、約3,400kmに渡る細長い国のチリ。北はアタカマ砂漠、東はアンデス山脈、西は太平洋、南は氷河に覆われ、1つの国に砂漠から氷河まで様々な風景や気候を持つ珍しい国です。

あのモアイで有名なイースター島を領土としている国でもあり、美しい自然や観光地など見どころたっぷりの国として南米の中でもとくに人気の国になります。

チリの魅力とは?

スペイン語が勉強できる
スペイン語は世界の中でも特に話者が多く、英語の次に学びたい言語としても人気です。

そんな生のスペイン語を勉強できるのがチリワーキングホリデーでの一番の魅力ではないでしょうか?

英語は話せるからスペイン語を勉強したい!という方や、スペイン語をマスターしたい!という方にピッタリのワーホリ先です。

南米各地を旅行できる
チリは東にアルゼンチン、北東にボリビア、北にペルーと3国に隣接しています。

ワーキングホリデー滞在中は南米のあちこちに旅行することができるのもワーキングホリデーの大きな魅力。

特に南米は日本からもアクセスのしにくい場所なので、この機会に南米を巡ってみるのも楽しそうですね!

日本にはない大自然を楽しむことが出来る
日本の2倍の国土を持ち、手付かずの自然が多く残されているチリですが、歴史的にも有名なモアイ像が見られる「ラパ・ヌイ国立公園」があるイースター島のなどチリには6つの世界遺産が存在します。

どこにいっても行きを飲むような美しさと力強さがあるチリの自然派人生で一度は観てみたいですね。

安い物価で生活ができる
チリの物価は日本に比べるととても安く、安い費用で生活することができます。

特にチリは海に面している国でもあるので、新鮮な魚介類が豊富!安くておいしいチリご飯を堪能できるのもチリワーホリの大きなメリットです。

予算をかけずにスペイン語留学をしたい!という方におすすめなのがチリワーホリです。

チリのワーキングホリデービザについて

2018年2月23日より、日本とチリ間でのワーキングホリデー制度が開始されました。

南米のワーキングホリデー協定国としては、アルゼンチンに続き2か国目となります。そんなチリのワーキングホリデー情報を以下でご紹介していきます。

ワーキングホリデー基本情報

協定開始時期 2018年
定員 200人
年齢 査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下
ワーキングホリデー期間 1年間(さらに1年の延長も可能)
就労期間 情報なし
就学期間 情報なし

2018年11月からチェコと日本の間でワーキングホリデーが始まりました。ワーキングホリデーとは日本国籍を保有する18歳から30歳までの若者が1年間チェコ国内で就労や旅行などが許可されているビザです。

ワーキングホリデー中は働くも遊ぶも自由!自分の目的に応じてカスタマイズできる最高のビザとして多くの方に利用されています。1つの国に対して生涯で一度しか取得することが出来ないため(例外もあり)貴重なビザではありますが現地の生活を体験できるいいチャンスになります。

ビザの発給条件

チリのワーキングホリデービザを申請するには以下の条件を満たしている必要があります。必ず申請前に確認するようにしましょう。

  1. 日本の国民、住民であること。
  2. 査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること。
  3. 被扶養者を同伴しないこと(ワーキングホリデー査証あるいは別の種類の査証を有する場合は別)
  4. 有効な旅券を所持すること。
  5. 帰りの切符または切符を購入するための資金を所持すること。
  6. 滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること。(月約USD700が望ましい)
  7. 入院、死亡時の本国送還を含む医療・傷害保険に加入していること。
  8. 以前にチリのワーキングホリデー査証を発給されたことがないこと。
  9. 健康であること、犯罪歴がないこと。
  10. 詳細については在東京チリ領事館までお問い合わせください。

引用:日本ワーキングホリデー協会公式ホームページ

申請方法

実はチリのワーキングホリデー申請方法はあまり公になっておらず、戸惑うことが多いと思います。まず、必要な書類は以下のようです。

【必要書類】

  • 写真
  • 旅券のデータ面
  • 犯罪経歴証明書
  • 健康診断書
  • 戸籍とその翻訳
  • 扶養者のIDカード
  • 残高証明書
  • 雇用契約書
  • 会社の推薦状、インビテーションレター等
  • 飛行機のチケット、ホテルの予約等
  • 添付されているPDF
  • チリでの活動内容、目的をまとめた文

必要な書類が揃ったら専用のアプリケーションフォームからデータの入力と書類のアップロードをしていきます。アプリケーションのトップ画面左上にある「VISA application」という欄からVISAの申請があります。

アプリケーションの入力はスペイン語、英語、ハイチ語から選ぶことができますが、わからない部分は在東京チリ領事館に問い合わせるようにしましょう。

在東京チリ領事館の電話番号 03-3452-1425
専用のアプリケーションフォームはこちら

ビザを申請してから発給されるまで、だいたい1カ月ほどかかるとされていますので、余裕を持ってビザの申請をするようにしましょう。

日本での準備は?

パッキング

チリでのワーキングホリデーでは1年間(最大2年間)の滞在になるため、持ち物は厳選して持っていきたいところ。特にチリでは日本と同じような物が手に入りにくいので、自分が絶対に使うであろうものはリストアップして確認しましょう。

2カ国でワーキングホリデーを経験した筆者が海外に必ず持っていきたい!と思った物たちが以下で紹介していますので。ぜひ参考にしてみて下さい。

海外に持っていきたいものリスト

  • 服(特に防寒具は必須!ユニクロのヒートテックは重宝しました)
  • 下着(海外のものは合わないこともあるので多めに)
  • 常備薬
  • 化粧品(特に気に入っているものはストックも持っていきましょう)
  • 裁縫セット
  • スリッパ(とても便利でした)
  • カメラ
  • パソコンまたはタブレット
  • SIMフリーのスマートフォン
  • 水着
  • タオル
  • 爪切り
  • ノートと筆記用具
  • 変換プラグ
  • タコ足コンセント
  • 防寒具
  • 洗濯グッズ
  • クレジットカードや国際キャッシュカード
  • 日本食
  • エコバッグ(国によってはレジ袋をくれないところもあるため)

到着後の滞在先の確保

チリの現地に着いて、落ち着いて住む家が見つかるまでの滞在先を日本にいる間に決めておかないといけません。最初は不安なことも多いと思うので、値段よりも信頼のある安全な宿にステイするようにしましょう。人気のAirbnbも観光地にはたくさんあるのでチェックしてみて下さい。

情報収集

基本的なチリのマナーは知っておきたいところ。渡航前に気を付けなければいけないルールなどを頭に入れておきましょう。トラブルを避けるためにも行く国の情報を知っておくことは重要です。

スペイン語の勉強

チリは公用語がスペイン語になります。基本的なスペイン語が少しでもできれば生活に苦労も軽減できるはず。基本的な日常スペイン語を日本で勉強しておけば、チリについてからもスムーズに生活を送ることができますよ!文法より英単語だけでも覚えていきたいところです。

チリ入国後の注意点

治安

南米の中でもチリは比較的安全と言われていますが、スリの軽犯罪は多く起こっています。特に観光地や電車の中など人が多いところではチリの現地の人も気をつけているほどスリが多いため、常に自分の持ち物には注意を払ってください。

また、あきらかに日本人の観光客とわかるような首からカメラをぶら下げたりブランド品を身に着けるなどは強盗に合いやすくなりますので避けるようにしましょう。

在留届を出す

在留届」は、海外の一定の場所で、長期(3ヶ月以上)にわたって生活を行う場合に提出が義務づけられているシステムです。

在留届を出していないと「この国(地域)に住んでいます」という情報が日本大使館に提供されないため、万が一不測の事態が発生したときに、重要な情報や通知が入手できない恐れがあります。渡航した後は忘れずに在留届を出すようにしましょう。

まとめ

なかなか行く機会の少ない南米ですが、日本とチリのワーキングホリデーが始まったことにより身近に感じられるようになりました。

スペイン語を勉強したみたい!南米をいろいろ巡ってみたい!と考えている方は南米の中でも裕福で落ち着いているチリがピッタリ!日本では体験できない新しいことに刺激を受けられる1年になるでしょう。

気になる方はぜひカウンセリングで話を聞いてみましょう。
▶【対応国別】ワーキングホリデービザの申請方法(完全保存版)

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