イギリス留学前の知っ得情報。ワクチンについて解説します

イギリス留学前の知っ得情報。ワクチンについて解説します

有意義で、実りある留学生活を送る為に一番大切なもの、それは健康です。健康でなければ、勉学に勤しむことも、思いっきり遊びを楽しむこともできません。また、慣れない海外という生活環境の中で、病気になってしまったら、とても不安ですよね。

今回は、そんな不安を解消すべく、イギリス留学前に知っておきたいワクチン情報をご紹介します。留学準備の一環として、是非参考にしてください。

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イギリスでかかる可能性のある病気とは


皆さんも幼稚園や小学校で予防接種を体験したことがあると思います。それぞれの国には、その国特徴のかかりやすい病気が存在するため、事前にワクチンを接種することで、病気にならないよう対策を打っています。

病気の種類は、地域により異なる為、海外に行く場合は、行く先の病気を知っておく必要がありますね。では、イギリスではどのような病気にかかる可能性があるのでしょうか。

イギリスでかかる可能性のある病気①:麻しん(はしか)

日本にもある麻疹はイギリスでも主流な病気です。知っている人も多いと思いますが、麻疹はウィルス感染症で、かかると数日間38度以上の高熱が続きます。

多くの方が小児時期に予防接種を受けていると思いますが、まだ、麻疹になったことがない方で、予防接種を受けなかった、或いは1回しか受けていないという方がいたら、留学前に是非、予防接種をしておくことをお勧めします。

イギリスでかかる可能性のある病気②:狂犬病

1950年以前は日本でも多く見られた狂犬病。飼い犬の登録や予防接種、野良犬の保護などで、現在日本では狂犬病の発生はなくなりました。

イギリス留学中に狂犬病になるケースはほとんど見られないようですが、0%とは言えません。狂犬病にかかった動物から噛まれ、発病するとほぼ100%の割合で死に至ります。野良犬や予防接種を受けていない動物には、なるべく近づかないようにしましょう。

イギリスでかかる可能性のある病気③:破傷風

破傷風菌は世界中の土壌に存在します。破傷風菌が体内に入ると、最近が作る毒素により、けいれんを起こすようになり、最悪のケース死に至ることもあります。一般的に菌は、傷口から感染する為、怪我をする可能性の高い旅行(アフリカやアジアの僻地)をする人へワクチン接種が勧められています。

イギリス留学での破傷風にかかるケースは稀ですが、破傷風菌が存在する限り、ワクチン接種を検討した方が良いでしょう。尚、一度ワクチンを接種すると10年間効力があると言われています。

その他、かかる可能性のある病気については、厚生労働省の更新しているホームページに詳細が記載されています。是非、目を通しておきましょう。
FORTH|国・地域別情報|ヨーロッパ地域|ヨーロッパ北部・西部

イギリス渡航前のワクチン接種の義務はある?


ワクチンの接種には2つの側面があります。1つ目は入国する国より、ワクチンを接種したか要求されることです。ウィルスの繁殖が強くみられる国では、入国前にワクチン接種証明書の提示を求められる為、日本を出国前にワクチンを接種しておく必要があります。

2つ目は自分の身を守る為に自らの意思で接種することです。海外では何が起こるかわかりません。自分の身は自分で守る必要があります。感染症にならない為に、事前にワクチンを接種しておけば、安心して生活ができますね。

外務省データによると、イギリス渡航に際して、成人している人がワクチン接種の義務は特にありません。ワクチン接種はあくまで個人の判断に委ねられています。しかし備えあれば憂いなし。安心を事前に買っておくことをお勧めします。

もしイギリスで病気になってしまったらどうすれば良いの?


慣れない海外生活。病院事情はチェックしておきたいものですよね。

イギリスの病院は大きく分けて2つあります。1つ目は国営のNHS(National Health Servic)、2つ目はプライベートの病院です。どちらの診察を受けるにせよ、まず最初にGP(General Practitionar/クリニックのようなもの)を受診する必要があります。GPの紹介状を受けて初めて、病院にかかることになります。

GPの登録方法

GP への登録可否は、それぞれのGP診療所に一任されていますが、ほとんどの場合、外国人であってもGPへの登録は可能です。条件として、GPに登録するには合法的にイギリスに滞在しており、生活の拠点がイギリスにあるということを証明する必要があります。イギリスに留学している場合に必要なものは下記の通りです。

  • パスポート ※ビザがあればビザも一緒に
  • 学校に通っているという証明書
  • 現在の住所がわかる証明書

※現在の住所がわかる証明書の補足
ルームシェアであれば、不動産との契約書、ホームステイであれば、その家に滞在していることを証明するものを学校に依頼しましょう。

NHSでの診察

GPで登録を終えた後は、NHSもしくはプライベート病院での診察となります。NHSは税金で運営されているため、基本的に診察料はかかりませんが、保険料を支払っておく必要があります。保険料に関しては、ビザを申請する際に支払う必要があります。

プライベート病院での診察

ビザ申請なしにイギリスに滞在している場合(6か月以下の短期の語学など)は、イギリスへ保険料を支払っていないので、プライベートの病院に回される可能性が高いです。プライベート病院の場合、診察料や治療費はすべて自己負担となります。保険適用が可能なことが多いので、必ず保険には加入しておきましょう。

イギリスで病気にならないコツ3選

病気にならないコツ①:良く食べて、良く寝る

健康である為には、良く食べて良く寝ることです。体が弱っているとウィルスも体に入りやすく、感染症にもかかりやすくなります。ウィルスが飛んでいても健康な状態であれば、大事に至ることはないでしょう。

病気にならないコツ②:野良犬や野良猫に近づかない

野良犬や野良猫は病気を持っている可能性があります。万が一噛まれて、狂犬病にでもなったら大変です。狂犬病でなくても、野良犬や野良猫がウイルスを持っている場合、傷口が化膿したり、その他の病気を引き起こす可能性があります。飼い主のいない動物には基本的には近づかないようにしましょう。

病気にならないコツ③:日本の薬を持って行

イギリスでも病院にいけば、もちろん薬をもらえますが、一番良いのは日本から薬を持って行き、少しでもきついと感じたら、早めに飲んで寝ることです。大丈夫と思って無理をすると大事に至ってしまう可能性があるので、早めに対策をとりましょう。

イギリス留学前の知っ得情報、ワクチンについてご紹介しましたがいかがでしたか。留学中は、家族から遠く離れており、病気になるととても心細いです。出来ることなら病院のお世話になりたくないですよね。

お話しました通り、事前の予防接種はあくまで個人の判断に委ねられています。しかし、事前に安心を買っておいて後悔はないと思います。せっかく決めたイギリス留学、100%楽しむために健康には細心の気を配りましょう。

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