【完全解説】カナダ高校留学のすべて!メリット、教育制度、費用からおすすめ都市まで

【完全解説】カナダ高校留学のすべて!メリット、教育制度、費用からおすすめ都市まで

高校留学先にカナダを考えている
教育制度や費用、ビザ情報が知りたい!

カナダはアメリカ大陸北部に位置し、英語とフランス語を公用語とする多文化・多民族国家です。
比較的良い治安、アメリカ文化との親和性、先進国であることから日本でも親しみを感じる人が多いのではないでしょうか。

この記事では、そんなカナダ高校留学のメリットと注意点、高校留学の3つの選択肢、教育制度、費用、ビザ、おすすめ都市まで、カナダ高校留学の概要を徹底解説します。また、さらに詳しいことが知りたい方は、ぜひプロの留学カウンセラーによる無料相談もご利用ください!

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高校留学

カナダ高校留学の3大メリット

カナダ高校留学のすべて

カナダ高校留学の特徴は大きく3つあります。

多様性を認める自然豊かで平和な国

一つは、自然豊かで平和な国であること。自然はいわずもがな、平和の背景には多様性を受け入れる多文化主義があります。カナダは、元々の先住民とイギリス、フランスからの移民によって形作られた国です。1970年代から「多文化主義政策」を選択してから、摩擦を乗り越え、世界に名だたる多様性を受け入れる国となりました。2020 GLOBAL PEACE INDEXでは第6位にカナダがランクインしています(日本は9位)。

参考:「2020 Global Peace Index(The Institute for Economics and Peace aims)

アメリカの大学へ進学しやすい

アメリカとは教育制度に類似点も多く、大学の仕組みもアメリカ式を取っています。行き来もしやすいので、カナダの高校卒業後にアメリカの大学進学を検討している人は、高校在学中にアメリカの大学を見学に訪れても良いでしょう。

治安が良い

平和指数同様に、治安も比較的良く、都市の安全性ランキングを示すSafe Cities Index 2019では、トロントが総合スコアで6位をマークしています。
しかし、日本には及ばず(東京1位、大阪3位。なお2位はシンガポール)、日本人を狙った置き引き、スリ、ひったくり、詐欺などに巻き込まれる可能性は十分にありますので、防犯意識をもって生活することが重要です。

参考:「Safe Cities Index 2019(ザ・エコノミスト・インテリジェンス・ユニット)

カナダ高校留学の注意点

一方、カナダ高校留学の注意点もあります。

物価が高い

カナダの物価はおおむね、日本と同じか、少し高いくらいです。都市と郊外でも差があり、節約のためには、物価とともに娯楽の選択肢の少ない郊外を選択する方がよいでしょう。
また、日本との航空券も高額になるため、留学のトータルコストを考える際には、航空券代も忘れないようにしてください。

地域により、日本人が多い

バンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア州(BC)は、カナダで最も人気がある地域です。日本人留学生が、高校留学だけでなく、語学留学、ワーキングホリデーも多く、日本人とのかかわりが持ちやすい場所です。日本人が経営する現地サポート会社があるなど、安心できる側面もありますが、日本人コミュニティにどっぷりつかってしまうと、せっかくの英語を使う機会や、異文化交流の機会を自ら失うことにもなりかねませんので、そこは自分を律する気持ちも必要です。
そもそも日本人が少ない都市を選ぶ道もあります。

カナダ高校留学3つの選択肢

カナダ高校留学には大きく3つの選択肢があります。

短期留学

カナダ短期留学は、日本の学校の休暇期間を利用して行われ、1~2週間からのサマープログラムや、数か月の語学留学までいくつかの選択肢があります。交換留学や長期留学の準備段階として、お試し的に短期プログラムに参加する人も多くいます。短期留学では英語やアカデミック科目だけでなく、スポーツやファッション、アートなど多様なコースに参加することができるのがメリットです。
カナダに親しみがあるとはいえ、知っているのと住むのでは大違いです。長期留学を検討している人は、まず短期プログラムに参加して、現地の生活を体験してみるのが良いかもしれません。

交換留学

交換留学は、日本で所属する高校がカナダの学校と提携している場合に、数か月間のターム単位、または1年間留学する方法です。メリットはカナダで取得した単位が日本の高校でも認められ、卒業時期が遅れたりしないことです。数か月~1年間という期間留学できるため、短期滞在では経験できない現地での学生生活を体験できます。
逆に、基礎学力や英語力が身についていないと、学習についていけないので、留学前の準備は入念にする必要があります。

長期留学(休学またはカナダの大学進学を視野に入れた正規留学)

より長期、休学をしてカナダの学校に私費留学する方法もあります。また、カナダの大学進学を視野に入れて、現地の学校に入学し、カナダの大学進学を目指す道も。
また、カナダの高校でしっかり成績を取得すれば、帰国後して日本の大学へ入学する場合に帰国子女枠を利用できます。高い英語力や、留学生活で培ったバイタリティは、大学進学のみならず、その先の就職においても、強い武器となります。

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カナダの教育制度概要と費用、ビザ

カナダ高校留学のすべて

カナダの教育制度概要

カナダは10州3準州から成る連邦制国家で、教育制度は完全な地方自治制になっています。日本のように文部科学省のような国の機関が統括しているのではなく、教育制度は各州の教育省によって管理・運営されています。

義務教育の年齢も州によって異なるものの、一般的に6、7歳から16歳まで。カナダ国民は公立学校(Public School)では高校まで授業料は無料で、カナダ国民の95%が公立学校で学んでいます。

留学生も公立学校へ入学できますが、学費は有料です。

私立校は一般に、Purivate SchoolやIndependent Schoolと呼ばれ、約50%がキリスト教系です。

高校の各学年は通常、2学期制(セメスター制)を取っています。2学期制では前期と後期で学ぶ内容が変わります。1年間通期で学ぶ、1学期制(リニア制)の高校もあります。楽器は、9月に始まり、6月に終わります。

英語力に自信がない人はブリッジプログラムも検討を

カナダ高校留学のすべて

カナダの高校には留学生向けの英語クラス「ESL(English as a Second Language。英語以外を母国語とする人たちのための英語)」がありますが、まったく英語力ゼロという人はついていくのは困難です。

そんな人には語学学校が提供する準備課程「ブリッジプログラム」からの留学も検討して下さい。ブリッジプログラムは、高校入学は英語力がまだ低い生徒にアカデミック英語を教えたり、現地生活になじめるようなカリキュラムを持っています(もちろん、ブリッジプログラムを利用する場合は、それだけ時間も資金もプラスで必要になります)。

カナダ高校留学費用の目安

カナダ高校留学費用の目安は、公立でおおよそ年間200万~300万、私立でおおよそ年間300万~450万円です。
短期では十数万円から参加できるプログラムがあります。
給付型の奨学金が利用できる場合もありますので、予算も含めて、カウンセラーへの無料相談も利用してみて下さい。

カナダ高校留学に必要なビザ

6か月未満の短期の留学ならビザの取得は不要です。6か月を越える場合は就学許可書(Study Permit)、いわゆる学生ビザを取得します。
ビザ取得には以下のような書類と申請費用がかかります。

・パスポート
・学校からの入学許可書(LOA)
・証明写真
・銀行の残高証明書(英文)
・クレジットカード(申請費用の支払いに必要)
・150カナダドル(学生ビザ申請費用)
・85カナダドル(バイオメトリクス/指紋認証費用)

カナダへの入国やビザの申請は、最新情報を、VFS Globalや、eTA online centerなどから参照してください。

項目 内容
学期制 2学期制(セメスター制)が多く、通常、9月に始まり、6月に終わる
出願方法 提携学校への留学の場合、所属の高校を通じて手続きを行う
自分で留学先を見つける場合は、直接学校に出願するか、留学エージェントを利用
入学手続きに必要なもの ①短期留学:英語力や学校の成績など。もしくは不問
②長期留学:英語力、学校の成績、志望動機、同意書など。面接や試験が課される場合も
ビザ 短期の場合はビザ不要
6か月を越える場合は就学許可書(Study Permit)、いわゆる学生ビザを取得
VFS Globalや、eTA online centerなどで確認
費用 ①短期留学:コース期間や滞在先による。十数万~数十万円。
②長期留学:公立でおおよそ年間200万~300万、私立でおおよそ年間300万~450万円

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カナダ高校留学おすすめの都市

カナダ高校留学おすすめの都市をいくつかご紹介します。

バンクーバー

カナダ高校留学のすべてバンクーバー

バンクーバーは、人口ではカナダTOP5にも入らない中堅都市ですが、ブリティッシュ・コロンビア州では最大の都市で、留学生には大変人気があります。約55万人の人口の中には約17,000人の日本人が含まれています。バンクーバーとその近郊地域、通称「グレーターバンクーバー」は約210万人の大都市で、毎年4万人が移住してきます。
ブリティッシュ・コロンビア州の南西に位置し、標高1500メートル以上の山脈に三方を囲まれています。市内から1時間以内にはいくつものスキー場があり、ウィンタースポーツが盛んです。また、アジア系の移民が多いことも特徴的で、中国人コミュニティが北米で第2位と大きく、またインド系や日系の住民も多くいます。
バンクーバーは北緯50度、つまり北海道よりも北に位置しますが、暖流の影響でカナダの中でも温暖な気候です。

トロント

カナダ高校留学のすべてトロント

トロントはカナダの最大都市で、約300万の人口、都市圏人口では620万人という大都市です。トロントの人々、通称トロントニアンは、フレンドリーで親切、そして人柄の良さが特徴です。旅行者をアットホームに迎え入れる彼らの温かさは、トロントが多種多様な人種で構成される多文化都市であることを示しています。実際、トロントの人口の半分近くが移民で、その多様性と寛容性が都市の大きな魅力となっています。
トロントは美しい自然環境、賑やかな都市生活、豊かな文化活動、そして美味しい食事が楽しめる街です。街のシンボルであるCNタワーや、世界的に有名なロイヤルオンタリオ博物館、美しいトロント島など、見どころがたくさんあります。また、スポーツが盛んで、アイスホッケーやバスケットボールの試合が開催され人気です。

ヴィクトリア

カナダ高校留学のすべてヴクトリア

ヴィクトリアはカナダのブリティッシュコロンビア州の州都で、その美しい自然環境とイギリス風の雰囲気で知られています。日本人が少なく、豊かな自然の中で落ち着いて勉強したい学生に向いています。
都市自体は比較的小さく、人口は約8万人ですが、その規模以上に魅力的な街で、観光地としても人気があります。
ヴィクトリアは「カナダの庭園都市」とも呼ばれ、美しい公園や庭園が市内に点在し、特に有名なのはブッチャート・ガーデンで、一年中さまざまな花が咲き、訪れる人々を楽しませています。また、イギリスの影響を色濃く反映した建築物も見どころの一つです。マリンアクティビティも盛んで、ホエールウォッチング、釣りやカヤックも盛んです。
また、カナダでも最も暖かい都市の一つで、冬でも雪がほとんど降らず、過ごしやすいもの魅力です。

モントリオール

カナダ高校留学のすべてモントリオール

モントリオールはカナダのケベック州に位置し、人口は中心部で約176万人、大都市圏では約429万人とされており、その多くがフランス語を第一言語としています。

ケベック州は第一言語がフランス語であることからも分かるように、高校でもフランス語メインの学校と英語メインの学校があります。

街中の看板にはフランス語のものも多く、一部には英語が話せない、あえて話さない人もいますが、英語だけでも生活に大きな支障をきたすことはありません。

モントリオールの魅力は、カナダにいながらヨーロッパ、特にフランスの文化を感じられることです。モントリオールは芸術の街としても知られており、数々の美術館、劇場、音楽の祭典が開催されます。

まとめ

カナダでの高校留学を検討している方へ、カナダ留学の概要を解説しました。まずカナダ留学の3つのメリットは、多様性を認める自然豊かな国であること、アメリカの大学へ進学しやすい環境、そして良好な治安でした。一方、注意点は、物価の高さや一部地域での日本人の多さです。。

さらに、短期留学、交換留学、長期留学という3つの留学選択肢を紹介し、それぞれの特徴とメリットを解説しています。次に、カナダの教育制度概要や費用、ビザについて英語力に自信がない人へおすすめのブリッジプログラムを紹介しました。

最後に、カナダの4つの留学先としておすすめの都市、バンクーバー、トロント、ヴィクトリア、モントリオールについて解説しました。

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