海外大学に留学するなら絶対に知っておくべきメリットが、ボストンキャリアフォーラムです!
海外大卒業生の多くがボストンキャリアフォーラム(以下ボスキャリ)で大手有名企業から内定をもらっています。
今回はこのボスキャリについて徹底解説、また、このボスキャリに最短で参加する方法について紹介していきたいと思います。
ボストンキャリアフォーラムとは?
ボスキャリとは、毎年アメリカのボストン市内で11月に3日間開催される、日英バイリンガルのための就職フェアのことです。
ボスキャリには、アメリカだけでなく、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリアなどの英語圏に留学する日本人留学生が3日間でのべ10,000名以上参加します。世界のトップ企業と留学生をマッチングするイベントとしては最大規模のジョブフェアです。
ボスキャリでは、3日間で行われる面接で内定を出してくれる企業も多く、最終日までに多くの会社から内定を得ている学生もいます。
会社によって内定を出すタイミングやスタイルは異なり、一部の企業は「青田刈り」つまり候補となる留学生を捕まえる場として利用し、日本で正式に内定を出す場合もあります。
ボストンキャリアフォーラムの参加企業は?
2019年に行われたボスキャリの参加企業数は241社。
金融、コンサル、メーカー、テクノロジー系、政府機関、サービス系などなど幅広いジャンルから参加しています。、
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Apple
アマゾンジャパン合同会社
ゴールドマン・サックス
三菱東京UFJ銀行
BMWグループJAPAN
トヨタ自動車
NTTデータ
外務省
国際協力銀行
清水建設
資生堂
JTBグループ
武田薬品
Twitter Japan
ニトリ
デロイトトーマツ
などなど、日本を代表する企業が、幅広いジャンルから企業が集まっています。
ボスキャリの参加条件は?
ボスキャリの参加対象者は、基本はバイリンガルの現留学生です。つまり「英語で仕事が出来る人材」として参加する形となります。
参加者のほとんどが留学生ですが、中でも大きく4つの種類があります。
①海外の4年制大学・大学院を卒業予定(もしくは卒業済み)の人
全体の中で最も人数が多いグループです。学生さんにもよりますが、卒業が難しい海外大学を卒業したということは、相当な努力ができる人だとプラスなイメージを持っている企業が多く、内定が出やすくなります。
②日本の4年制大学・大学院に在籍し、1年以上交換留学をしている人
一度でも1年以上交換留学などの経歴があればボスキャリに参加できます。このために日本から行くのも大変ですが、このためだけに参加する学生さんもいます。それだけ集まっている企業に価値があるという事でしょう。
③海外での職務経験を持っている人
例えば、アメリカで働いていて、転職して日本に帰国して働きたいと考えている人にとっても、ボスキャリはいい機会となります。
④卒業まで1年以上あるが、就職意識の高い1,2,3年生、大学院1年生
情報収集やインターンシップ獲得が目的の場合が多いです。しかしあくまでも英語力が有ることが前提になります。
ボスキャリ登録から内定までの流れ
まずボスキャリに参加するためには、事前登録が必要です。
事前登録をすると、書類選考に進み、それが通過すれば、電話面接の予約か、ボスキャリ当日の面接のオファーが届きます。
会場にはブースがズラーと並んでおり、興味のある企業に並び、面接をしていきます。時間が許す限り、ウォークインで気になる企業から説明を聞き、面白そうな会社だったらどんどん面接を受けましょう。
早い企業はその場で内定を出してくれます。それ以外の企業は、ボスキャリ後に役員面接などの選考が続き、内定が出ます。
ボストンキャリアフォーラムは就職活動生にとって特別な場所
日本人留学生にとってボスキャリはとても大きなチャンスです。
もちろん卒業後の進路や希望は人まちまちですが、もし留学生で就職を考えているのであれば必ず参加することをおすすめします。
なぜならば、世界のトップ企業が集まる場所であり、あなたのような「日本人でグローバルに活躍できる人材」を探している会社だけが集まっているからです。

大塚社長
企業は大きな投資をしてボストンまで来ています。つまりブースを出展したからには必ず数名は採用して帰国しないと会社に責任を問われます。つまり日本で応募するよりも有利に働く可能性が高いと言えます
いち早くボスキャリに参加するには?
前述したように、ボスキャリに参加するには海外の大学に留学するのが一番の近道です。
1年の交換留学でもOKなのですが、実際8月か9月から入学してすぐに11月のフォーラムに参加するのは現実的では有りません。
よって、基本は最短で2年。アメリカで言えばコミュニティーカレッジに進学するのが最短となります。
ただし基本はここに参加している企業は世界のトップ企業。無論、参加者次第では有りますが、最低でもBachelar Degreeは最低でも取得しておいた方が企業のおメガネには叶いやすいと言えるでしょう。
卒業までにこれから4年かけるのかぁと思われるかもしれませんが、最近では海外の大学を2年で卒業できる大学なんかも出てきています。もちろんBachelor degree、つまり日本で言う4年制の大学の学士資格です。
【時間も費用も半分に!】海外の大学を2年で卒業する方法!
日本やアメリカの大学は卒業までに4年かけるのが普通ですが、イギリスでは3年が一般的。しかし、Top-upという編入制度を使えばさらに短く卒業が出来ます。この裏技のような方法を紹介しています
いずれにせよ、海外大学を卒業したからこそ参加できるこのボストンキャリアフォーラム。ぜひあなたも大手有名企業に必要となってグローバルに活躍してもらいたいと思います。