高校留学でカナダのバンクーバーに行きたい
でも本当にバンクーバーに留学して大丈夫かな…
カナダ留学といえばバンクーバーを考える人が多いほど、日本人に大人気の都市バンクーバー。日本人留学生を多く受け入れている学校も多く、留学サポートが充実している環境も魅力のひとつ。でも本当に留学先として選んでいいのか、まだまだ不安もありますよね。
そこで今回はバンクーバーのおすすめポイントと注意すべきポイント、そして具体的にどんな高校の留学先があるのかをご紹介します。
これからバンクーバー高校留学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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バンクーバーの概要
バンクーバーってどんなところ?
バンクーバーは世界の住みやすい都市ランキングに常に上位にランクインしている、誰もが知る住みやすい都市です。人口ではカナダTOP5にも入らない中堅都市ですが、ブリティッシュ・コロンビア州では最大の都市で、留学生から大変人気があります。
太平洋側に面し最もアジアに近く、アジアからの玄関口といわれているバンクーバー。実はイチロー選手が長年活躍したシアトルまでは電車で2時間と近く、気軽にアメリカへの小旅行も楽しむことができる都市なのです。
また北部にはスキーのメッカであるウィスラーがあり、夏はトレッキングやカヤック、冬はスキーと、1年を通してアウトドアやスポーツが満喫できます。年齢を問わず留学生やワーホリの生徒が多く、新生活にも馴染みやすい環境です。
人種
カナダは世界で初めて多文化主義政策を取り入れた国です。民族的・文化的多様性を尊重し、人種や民族に関わらず、全ての国民をカナダ国家の構成員として、平等に評価するという考えを強く持っています。移民の受け入れにも積極的で、年間20万人以上もの移民を受け入れています。バンクーバーの人口は約250万人。その中でもアジア人の割合は約40%と半数近くを占めています。
生活
バンクーバーには日本と同じように四季があり、カナダの中でも年間を通して温暖で非常に過ごしやすい都市です。
日本とバンクーバーの時差は17時間。日本時間の方が早く進んでおり、日本が昼12時のときバンクーバーは前日の夜19時です。3月~11月までバンクーバーは夏時間となり、日本との時差は16時間になります。
交通機関は主に、バス、タクシー、そしてスカイトレインという比較的新しい路線で、地下鉄もあります。空港からの移動もこのスカイトレインが主な手段になっていますが、観光するにはバスが便利です。
またダウンタウンにはたくさんの日本食レストランやスーパーがあります。はじめての海外生活でも日本食が恋しくなって困ることは少ないかもしれませんね。
治安
治安のよいイメージのあるカナダ。しかし2017年の外務省の報告によると、実際の犯罪発生率(人口10万人あたりの犯罪人知件数)は日本の約5倍。2015年の国連の犯罪調査統計及び各国の司法当国際刑事警察機構によると、人口10万人あたりの他殺者数は日本の約5.5倍です。カナダと一言にいっても地域によって治安のよし悪しが異なることが伺えます。しかしその中でもバンクーバーは、英国の政治経済誌であるThe Economistの「世界で最も住みやすい都市ランキング2023」で見事5位に輝いています。大変住みやすい地域といえるでしょう。
バンクーバーのおすすめポイント
ここからはバンクーバーに留学するメリットをみていきましょう。
豊かな自然とアクティビティ
近代的な大都市の街並みがありながら、1年を通してさまざまなアクティビティが楽しめる大自然が近くにあるのが、バンクーバーの魅力です。高層ビルが林立するダウンタウンに面する穏やかな海、すぐ北には温帯雨林の森、さらにその先には氷河を抱いたコースト山脈の山並みが広がっています。ビルの合間からもいつも緑の気配を感じられるのです。長大な吊り橋がかかる森の中でハイキングができるキャピラノ渓谷。ロープウェイで山頂に登り、市街を一望することもできるグラウス・マウンテン。そこから車で1時間ほど走ると岩山スタワマス・チーフで知られるスコーミッシュの街があり、さらにもう1時間ほど走ると、世界的に有名なマウンテンリゾートのウィスラーに到着します。この環境のよさからバンクーバーは、別名「シティ・バイ・ネイチャー」(自然と隣り合わせの都市)と呼ばれています。勉強に励みながら本格的なアウトドアも体験できる都市なのです。
カナダなのに温暖な気候
バンクーバーは北緯50度、つまり北海道よりも北に位置します。しかし暖流の影響でカナダの中でも温暖な気候なのです。夏は気温20度前後の爽やかで晴れた日が続き、最長で夜10時頃まで日が長くなります。30度を超える日もありますが、日本とは異なり湿度が低くカラッとしていて過ごしやすいです。一方、11月~4月は通称「レインクーバー」と呼ばれ、雨の多い季節になります。ただし東南アジアのようなスコールのような降り方はしません。弱い雨が続きます。カナダ最大の都市・トロントとは異なり、真冬でも平均気温は5度前後で、氷点下になることは滅多にありません。気候に関して過度なストレスを感じることなく、留学生生活を過ごせるのではないでしょうか。
日本人スタッフのいる学校が多く、留学生へのサポートが手厚い
いざという時に日本語で相談できるスタッフがいると心強いですよね。日本人留学生に人気のバンクーバーは、他の都市に比べるとそうした環境が整っている学校が多いのが特徴です。
また公立校も留学生の受け入れ態勢がしっかりしており、ESLがカリキュラム化されているところが多いのも魅力のひとつ。ESLとは「English as a second language」の略で、英語を母国語としていない方が第2言語として英語を学ぶコースのことです。授業では、午前中は文法中心に学び、午後は会話中心に学ぶ学校が多いです。また発音矯正・リスニング・スピーキング・ライティングなど、自分の目的に合わせて細かく授業を選べる学校もあります。さらに、TOEIC、TOEFL、IELTS、英語講師、ビジネスなどの専門コースを選択できる場合もあります。
日本からの直行便がある
搭乗さえすれば現地に到着できる直行便が利用できます。日本からバンクーバー国際空港への直行便は、エアカナダ、JAL (日本航空)、ANA (全日空) の3社が定期便を運航しています。成田空港からはエアカナダとJAL (日本航空) の2社、羽田空港からはANA (全日空) がバンクーバー線を就航しています。とくにはじめて海外に行く場合、乗り換えのストレスがないことは大きなメリットではないでしょうか。
バンクーバーの注意すべきポイント
ここからはバンクーバーに留学する際に気をつけておく点をみていきましょう。
一部治安が悪い地域がある
観光スポットとして有名なガスタウン周辺は、あまり治安がよくない場所といわれています。とくにヘイスティングス・ストリートは危険な地域として知られています。散策中、気づかないうちに足を踏み入れないように十分な注意が必要です。万が一の場合は、すぐ助けを呼ぶまたは相談するなどの対応を取りましょう。
今すぐ助けが必要な時 | 911(カナダの緊急連絡先)に電話 |
騙されている気がする、相談したい時 | 留学エージェント・語学学校に連絡 |
盗難や事故に遭った際の対処法を知りたい時 | 海外保険のヘルプデスクに連絡 |
日本人留学生が多い
バンクーバーは日本からの留学はもちろん、ワーホリでも観光でも人気が高い都市です。そのため同じ日本人と接する機会も多いかもしれません。もし仲良くなったとしても、日常では日本語ではなく英語を話すことを意識するとよいでしょう。ただ同じ国の人がいると助け合え、ホームシックにかかりにくいというメリットもありますよね。またそもそも日本だけでなく世界中から留学生や移民が集まってくるので、多種多様な言語圏の人と交流する機会が多いこともメリットだと思います。バンクーバーに留学をした際には、双方のメリットを生かしてみてはいかがでしょうか。
バンクーバーの学校一覧
高校留学で人気のバンクーバーの学校では、たくさんの留学生を受け入れています。ここではバンクーバー学区にある学校とその特色をまとめました。ぜひあなたにぴったりの学校を探してください。
学校名 | 特色 |
Magee Secondary School | ケリスデール住宅街の中にある学校。とくに美術プログラムが有名。また化学、生物、微積分、物理、コンピューターの分野において優秀な成績をおさめている生徒は、アドバンスド・プレイスメント(成績優秀な生徒のための高度な内容のコース)コースも選択できる。 |
Point Gray Secondary School | テニスコートやアイスアリーナなどに囲まれたお城のような校舎の外観がユニークな学校。芸術、体育、学業を教育の3本柱としており、カリキュラムや課外活動を通して積極性やリーダーシップを育む教育方針。 |
Eric Hamber Secondary School | クイーン・エリザベス公園に隣接する緑豊かな学校。成績優秀な生徒が多い。アドバンスド・プレイスメント(成績優秀な生徒のための高度な内容のコース)から補習クラスまで設けており、幅広い生徒のレベルに対応している。 |
Sir Charles Tupper Secondary School | バンクーバーの中心に学校を構えている。当学区内で唯一セメスター制を取り入れている学校。第2言語としてフランス語・スペイン語・日本語が学べる。 |
University Hill Secondary School | 美しい自然に囲まれているブリティッシュ・コロンビア大学の敷地内にある学校。市内唯一のTESSI(テクノロジー強化科学指導校)。演劇クラスや体験実習にも力を入れている。 |
Lord Byng Secondary School | ブリティッシュ・コロンビア大学の近くにある学校。アドバンスド・プレイスメント(成績優秀な生徒のための高度な内容のコース)、ビジネス教育などの一般科目のほかに、演劇やオーケストラ、映像技術などの多彩な選択科目もある。 |
Kitsilano Secondary School | キツラノ住宅地のすぐ近くにある学校。オールラウンドに実績がよく、とくにスポーツや音楽、ダンスなどの才能に恵まれた生徒には、個別に計画を立てる教育方針。 |
King George Secondary School | ダウンタウンとスタンレーパークの近くにある多国籍かつ小規模な学校。Grade 10-12までの3学年のみの学校。第2言語としてフランス語と中国語が学べる。 |
Britannia Secondary School | 学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくコミュニティ・スクール。国際バカロレア制度採用学校。プールやアイスリンク、ラケットボールコート、フィットネスセンター、体育館4棟などのレクリエーション施設は、カナダ西部で最多。スポーツ教育に力を入れている。 |
Templeton Secondary School | バンクーバー北東地区の優秀な学校。留学生の数が少ない。英語、微積分、物理のアドバンスド・プレイスメントコース(成績優秀な生徒のための高度な内容のコース)が用意されている。 |
Gladstone Secondary School | 普通コースには多数の科目があり、専門科目の中では、ダンス、音楽、ビジネス、デザイン、ITがとくに強い学校。この学校のバンドは、国際的な音楽フェスティバルやコンサートに参加するほど活躍している。 |
Vancouver Technical Secondary School | 国の教育協会にも「理想的な高校」と評価されたこともある優秀な学校。英語、フランス語、微積分、化学、物理でアドバンスド・プレイスメント(成績優秀な生徒のための高度な内容のコース)を採用している。 |
Windermere Secondary School | バンクーバー東部の住宅街の中にある学校。優れた学業実績(とくに美術学部)で有名。また充実したキャリアセンターがあり、卒業後の進路に関するサポートが充実している。 |
Prince of Wales Secondary School | 多くの卒業生が成績優秀者として表彰され、国内外から高い評価を受けている学校。さまざまなコースや活動への参加が奨励され、多角的な教育を実践している。課外活動やクラブ活動も盛んである。 |
John Oliver Secondary School | 「地球市民」という目標を掲げている多種多様な文化の生徒が通う学校。留学生は少なめ。さまざまな分野で表彰されたり、奨学金を獲得している優秀な生徒が多い。さまざまなスポーツ競技のチャンピオンチームも輩出しているのも特徴。 |
David Thompson Secondary School | 学区内でも規模の大きい1校。学校での優れた指導が認められ、複数の教師が首相賞を受賞。選択科目には弦楽器、美術、マーケティング、起業、ウェブページ・デザイン、製図とデザイン、工学、ロボット工学がある。 |
Killarney Secondary School | 約2,000人の在校生を抱えるバンクーバーで最も大規模な学校。多彩な芸術プログラムが魅力で、とくにバンド、合唱・弦楽器のプログラムは国際的にも高い評価を受けている。 |
Sir Winston Churchill Secondary School | Killarney Secondary School
と並ぶほど大規模な学校。まだ学校生活に慣れてない新入生を応援する「バディ(親友)プログラム」も魅力的。また学校における優れた指導が認められ、複数の教員が首相賞を受賞している。 |
まとめ
カナダのバンクーバーについて、まず地理、人口、人種、生活様式、治安の観点から説明しました。次にバンクーバー高校留学のおすすめポイントとして、豊かな自然とアクティビティ、カナダなのに温暖な気候であること、日本人スタッフの多さと留学生へのサポートの手厚さ、日本からの直行便がある点を挙げました。逆に注意すべきポイントとして、一部治安が悪い地域がある点と日本人留学生が多い点を挙げました。そして最後にバンクーバー学区の具体的な学校をご紹介しました。自分の留学で実現したい目的に合わせて、ぜひ都市と学校選びの参考にしてください。
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