アメリカ留学をする方が意外と陥りやすい失敗が留学中の現金の取り扱いについてです。特にアメリカへ到着直後は想像以上に現金が必要で、現金が足りずに困ったという留学生はかなり多いのが現実です。
しかし、到着直後に現金が必要だからと言って必要以上に持参するのは怖い。。。という方も多いと思います。
そこで今回は、アメリカ留学の際に、現金をどれくらい持参すべきなのか?また、日本からの現金の受け取り方はどうすべきなのか?と言ったアメリカ留学の際の現金の取り扱い方についてご紹介します。
もくじ
それでは順番に見ていきましょう!
1.アメリカ到着直後は想像以上に現金が必要!いくら持っていけば良いか?
留学の準備をしているとアメリカで生活する際には、スリにあった時の被害を最小限に抑えるために、持ち歩く現金は少なくしておいたほうがいい!というアドバイスをよく聞くと思います。この話自体は正論で正しいのですが、この話を取り違えて、アメリカ留学に行く際に現金を数日分(10万円くらい)しか持参しない方がいます。確かに10万円以上の現金を持ち歩くことは不安になる気持ちもわかります。
しかし、アメリカに到着した直後は、アパートの家賃や学校の授業料など、何かと支払う機会が多くあります。クレジットカードが使えるところであれば、問題ないですが、意外とクレジットカードが使えないというケースもあります。
詳しくは後ほどご紹介しますが、日本からの送金にも数週間かかることもあります。アメリカに到着してすぐに銀行口座を作り、送金の手続きをしても、受け取れるまでに数週間はあるということを覚えておかなければなりません。
そのため、現金は余裕を持って、30万円〜50万円は持参しておくべきでしょう。海外で現金がない時ほど不安なことはありません。どんなに困ったことがあっても、大抵のことはお金を払えば何とかなるケースが多いです。いざという時のために、十分な現金を持参しておきましょう!
2.アメリカの銀行口座開設で安心送金!
特にアメリカに長期留学をする方は、滞在期間中に必要な現金のすべてを持参することは現実的ではありません。そのため、長期留学をする方は、アメリカで銀行口座を作り、日本の銀行口座に入れている現金を送金することをオススメします。
アメリカでの銀行口座の詳しい作り方は以下の記事をご覧ください。
» 銀行口座は必要?アメリカでの留学生活を快適に送るためのお金術
先ほども軽く触れましたが、この日本からアメリカの銀行への送金には数週間の期間が必要になります。また、送金に必要な情報も日本国内間の送金には必要ない情報が必要になり、少々複雑です。最悪の場合は、うまく送金されず、日本の銀行に送り返されることもあります。
現金の送金には、期間に余裕を持って、しっかりとした情報を入手し、確実に行いましょう!
3.日本の各種カードでATM引き落とし可能!
長期留学の方は先ほどご紹介した銀行口座を作ることをオススメしましたが、数週間の短期留学の方はどうでしょうか?送金には数週間かかると言ったように、短期留学の方にはこの方法はオススメできません。
短期留学の方は、海外のATMでも使えるキャッシュカードなどのカードで現金を引き落としましょう!意外と知られていませんが、クレジットカードの中には、海外のATMで現金を引き出せるカードもあります。条件や上限金額についてはそれぞれのカード会社に問い合わせてみましょう。ただし現金を引き落とす際には手数料がかかってしまうため、そんなに頻繁には利用してはもったいないです。
そのため、短期留学の際には、必要だと思われる金額をある程度まとめて現金で持参しておき、足りなくなった時にATMから引き落とすという方法を取ることをオススメします。
» 関連:意外と知らない?アメリカ留学でデビットカードを使うメリットと活用術
まとめ
以上、アメリカへ行く際の、現金の持参や日本からの送金についてご紹介しました。様々な方法がありますが、留学期間によって方法を使い分けることをオススメします。
長期留学であれば、銀行口座を作り日本から送金する方法、短期留学であれば、まとまった現金を持参し、足りない分はカードでATMから引き落とす方法を取りましょう。アメリカに行ってから現金のことで困らないように、いくら持っていくかなど期間に応じて、しっかりと考えましょう!