【格安】カナダ留学の方法【概算費用と節約術:とことん安さを追求】

【格安】カナダ留学の方法【概算費用と節約術:とことん安さを追求】

海外留学で最も気になるのが、実際にかかる留学費用。決して安くはない留学費用なので、少しでも安く抑えたいところですね。

人気が高いカナダ留学は、アメリカやイギリスに比べて安く費用を抑えることができることが人気の背景にあります。ぜひ気になるカナダ留学の概算費用と留学生活での節約術をチェックしてみましょう。

1.カナダ留学が人気な理由とは?費用は安い?

カナダ留学は、最も人気のあるアメリカ留学に続く人気留学です。同じ北米に位置するアメリカとカナダが人気留学TOP2に輝くのは、世界に通じる英語圏であること、そして世界中からさまざまなカルチャーが集う国という観点から見れば決して不思議なことではありません。

海外留学を最終的に決断するポイントはいくつかありますが、その中でも最も重要ポイントになるのが留学費用です。留学費用が高額過ぎて予算をオーバーしてしまうと、留学をどんなに希望していても実現することはできません。

希望する留学期間にもよりますが、留学生活を支える費用は決して安くはありません。同じ北米の国に留学するなら、希望する留学スタイルや期間を叶えながらもできるだけ留学費用は安く抑えたいですよね。

アメリカ留学と比較して、留学費用を比較的安く抑えることができるカナダ留学はとても魅力的です。その背景には、カナダドル(CAD)はアメリカドル(US$)と比較して平均して20%ほど為替市場が安いこと、またカナダ国内の物価もアメリカ国内と比較して安いことが挙げられます。

変動する為替相場にもよりますが、カナダドルの外貨為替が安いということは、カナダドルを日本円に換算した時に学費や生活費が安くなります。結果、カナダドルでかかるカナダ留学費用の部分は安く抑えることができるのです。参考までに、2017年8月現在1カナダドル=88円となっています。

2.カナダ語学留学にかかる概算費用

カナダ留学の期間は、希望する留学スタイルによって様々です。1ヶ月未満の超短期留学もあれば、6ヶ月以上の長期留学の場合もあります。留学費用は留学期間が長くなるほど比例して高額になっていきますが、一方で語学学校の授業料などは長期になるほど1ヶ月あたりの学費が安くなることもあります。

それでは、航空券、ビザ、滞在費、語学学校の学費、保険などカナダ留学にかかる主な費用をもとに期間別の留学概算費用を見てみましょう。希望する留学スタイルや渡航シーズン、為替相場などによって実際の費用は変動しますが、期間に応じた留学予算のおおよその基準になるでしょう。

①1ヶ月:合計約30~42万円

  • 航空券10万円程度 *エアライン、路線、時期による
  • ビザ:不要 *ビザなしで入国可能。ただしeTA申請:7CAD
  • 滞在費:11~13万円程度 *生活費8万円+外食費・娯楽費2~4万円+交通費1万円
  • 語学学校授業料:13~15万円
  • 留学保険:約2万円 *クレジットカード付帯海外旅行保険を使用する場合は無料

②2ヶ月:合計約60~65万円

  • 航空券10万円程度 *エアライン、路線、時期による
  • ビザ:不要 *ビザなしで入国可能。ただしeTA申請:7CAD
  • 滞在費:21~23万円程度 *生活費16万円+外食費・娯楽費3~5万円+交通費2万円
  • 語学学校授業料:25~27万円
  • 留学保険:約4万円 *クレジットカード付帯海外旅行保険を使用する場合は無料

③3ヶ月:合計約82万円

  • 航空券10万円程度 *エアライン、路線、時期による
  • ビザ:不要 *ビザなしで入国可能。ただしeTA申請:7CAD
  • 滞在費:33万円程度 *生活費24万円+外食費・娯楽費6万円+交通費3万円
  • 語学学校授業料:約35万円
  • 留学保険:約4万円 *クレジットカード付帯海外旅行保険を使用する場合は無料

④6ヶ月:合計約150万円

  • 航空券13万円程度 *エアライン、路線、時期による
  • ビザ:学生ビザ申請の場合、150CAD(≒1.3万円)が必要 *6ヶ月までであればビザなしで入国可能。ただしeTA申請:7CADは必須
  • 滞在費:59万円程度 *生活費40万円+外食費・娯楽費10万円+交通費5万円+通信費2万円
  • 語学学校授業料:約67万円
  • 留学保険:約11万円 *カナダ現地の保険加入の場合、約3~4万円程度

⑤12ヶ月:合計約280万円

  • 航空券13万円程度 *エアライン、路線、時期による
  • ビザ:学生ビザ申請の場合、150CAD(≒1.3万円)が必要
  • 滞在費:115万円程度 *生活費80万円+外食費・娯楽費20万円+交通費10万円+通信費4万円
  • 語学学校授業料:約130万円
  • 留学保険:約20万円 *カナダ現地の保険加入の場合、約3~4万円程度

3.カナダ留学生活を格安にする節約術

長期留学の場合、寮やホームステイなどではなく、街の様子などがある程度把握できたら、早い段階でアパートメントなどのシェアハウスを借りるのもカナダでの留学生活を格安にする節約術のひとつです。

また、アパートメントなどを借りたら、なるべく自炊をして外食する回数を減らすのも効果的です。カナダでは基本的に生活に欠かせない食料品や生活用品の物価は安いので、チップなども発生する外食に比べるととても経済的です。

また長期留学であれば、携帯電話やインターネットの環境も整えたいところです。しかし、公共施設のパソコンやカフェなどの無料Wi-Fiを利用してSNSやメールをすることも可能ですし、国際電話専用のプリペイドカードを必要な時に購入するのも通信費を格安に抑える節約術のひとつと言えるでしょう。

そして、意外と予算をオーバーしやすいのが、アクティビティなどの娯楽・レジャー費用。限られた留学期間だからこそカナダを存分に楽しみたいところですが、あれもこれもと欲張ってしまうと驚くほどの高額になってしまうこともあります。娯楽・レジャー費用も、毎月の固定費と同様にしっかりと計画立てて管理しておくようにしましょう。

4.カナダ留学を安く抑える都市選びのポイント

カナダ留学の費用は滞在する都市によって変動するため、留学中に滞在する都市選びも影響してきます。カナダはとても広く、西海岸と東部では、街の雰囲気も物価も異なります。

一般的に、西海岸のバンクーバーやビクトリアといった人気都市は、東部の各都市と比べて2~3割物価が高めとなっています。もちろん、東部のトロントやモントリオールなどの主要都市は、郊外と比べて都市部の物価は高めとなっています。

留学スタイルはや期間はさまざまですが、カナダ留学に費用を安く抑える方法として、まず都市から選んでみるのも良いでしょう。バンクーバーなどの西海岸の人気都市、トロントなどの文化・経済の中心となる東部の人気都市、またカルガリーなどのちょうど中間に位置する都市など、カナダの各都市はそれぞれに特色があり、ずっと住んでいたいと思えるほどの魅力があふれています。

また、語学学校の有名校はカナダ国内の主要都市に必ず展開しているので、まず希望する都市から選んでも問題ありません。都市とセットで学校選びの相談をしたい場合は、当サイトのカウンセラーに無料相談できます。お気軽にお問い合わせください。カナダ現地の最新情報をもとにご希望に合った都市と学校を同時に選べるよう、しっかりとカウンセラーがサポート致します。
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5.惜しんではいけない!安さで買えない安全への費用

決して安くはないカナダ留学の費用。節約できるところは無理のない範囲でコストカットできるように心掛けて留学生活を送ることが、なにより留学費用を安く抑える第一歩です。

だたし、あらゆる意味で日本とは異なるカナダでの生活では、安心や安全は安さには変えられるものではありません。日本とは異なり、「安心・安全は、お金を払って買うもの」ということを忘れてはいけません。

①居住エリアは治安の良いエリアを選ぼう

世界的に治安が良い国として人気のカナダですが、最も治安良い国のひとつに挙げられる日本と比較すると、その犯罪率は実に5倍となっています。

カナダを代表する都市のダウンタウンだけでなく都市部郊外にも、人通りが少なく犯罪が起こりやすい危険エリアが指定されています。犯罪が多い危険エリアのアパートメントは家賃が安いので、留学費用を安くしたい留学生が目を留めやすいのですが、必ずそのエリアが危険エリアに入っていないか、夜間だけなく日中の治安に問題はないかを確認するようにしましょう。

治安が良いエリアのアパートメントは実際に家賃が高く設定されています。留学費用を安く抑えたい時には悩んでしまいますが、周囲の治安の良さも家賃に含まれているため、安心して住めるのであれば決して高くはありませんよね。安全と安心にかかる費用はしっかりとかけておく方がおすすめです。

②海外留学保険は手厚い日本の保険会社を選ぼう

カナダで留学生が医療機関にかかった時は医療費は全額負担となるので、日本では想像できないほどの高額になりケースもあります。実際に高額すぎる医療費が、留学費用を上回ることも珍しくありません。

6ヶ月以上のカナダ留学を予定している場合は、必ず保障内が手厚い日本の保険会社の留学保険への加入がおすすめです。6ヶ月未満であれば、日本で発行されるクレジットカード付帯海外旅行保険で充分カバーできる場合が多いのですが、
しっかりと保険会社の留学保険に入ることをおすすめしています。
不安な人は一度保障内容を確認しておくと良いですね。

カナダ現地でも安い医療保険に加入することができますが、補償内容が薄い場合が多く、病気や症状によっては保障されない場合もあります。また日本の保険会社が販売している海外留学保険は確かに保険料が高めですが、十分な補償内容だけでなく、現地で入院や通院など困った時にアシストしてくれる日本語ヘルプサービスが必ず含まれています。いざという時に大変心強いフォロー体制は、安さでは買えない安心を約束してくれます。

慣れない海外生活で体調を崩し、現地の病院で治療を受けることもあるかもしれません。健康で留学生活を過ごすことがカナダ留学の費用を安くする大前提ですが、いざという時の医療費負担の軽減のためにも、適切な治療が受けることができる安心・安全のためにも、留学保険は早めに準備しましょう。

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