マンチェスター大学の概要と入学方法。実は入りやすい?ファウンデーションコースについても解説

マンチェスター大学の概要と入学方法。実は入りやすい?ファウンデーションコースについても解説

マンチェスター大学に行きたい!
でも難しそう…日本人じゃやっぱり無理だよね。

マンチェスター大学はイギリスにある世界的なトップ大学。ノーベル賞受賞者を多数輩出し、イギリスで、卒業生を最も採用したい大学にも選ばれています。この記事では、マンチェスター大学の概要について解説するとともに、超難関と言われる入学条件と、実は日本人が入学しやすいファウンデーションコース経由での学部進学についても説明します。

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マンチェスター大学(The University of Manchester)の概要

マンチェスター大学は、ノーベル賞受賞者を25人も輩出しているイギリスの名門大学で、世界でもトップクラスの大学(THE、QSラインキングともにベスト30位以内)の一つです。また、マンチェスター大学は英国の研究型国立大学24校からなる「ラッセルグループ」に所属しており、その一員としての優れた地位を持っています。

マンチェスター大学はイングランド北部のマンチェスターという都市に分散的に存在し、人口340万人を抱える大都市圏の中心で恵まれた環境で学業に専念できます。この都市は世界で最もエキサイティングな都市トップ10にも選ばれており、多様な文化やエンターテイメント、ビジネスセクターが盛んに活動しています。大学自体も活気にあふれており、学生数は約36,500人とイギリス最大の大学の一つです。留学生も約16,080人在籍しており、国際色豊かなキャンパスで学ぶことができます。

マンチェスター大学は教育と研究において高い水準を誇ります。特にビジネス、マーケティング、物理学、化学などの分野で先端的な研究を行っており、世界に多大な影響を与えています。

創立 1824年
学生数 約 36,500 名(うち留学生約 16,080 名)
立地 Oxford Rd, Manchester M13 9PL
合格率 約8%
年間授業料(目安) ファウンデーション :£19,565~£24,595(約¥2,950,000 ~ 約¥3,700,000)
学士課程£20,000~£26,000(約¥3,000,000 ~約¥3,900,000)
修士課程£20,500~£32,000(約¥3,800,000 ~約¥4,800,000)
*1£=¥150換算
難易度 難関
出身の有名人 ブライアン・コックス(物理学者)、ベネディクト・カンバーバッチ ( 俳優 )、ジョセフ・ユージン・スティッグリッツ(ノーベル経済学賞受賞者)
世界ランキング THEランキング13位、QSランキング27位(2022年)

マンチェスター大学の魅力

マンチェスター大学入学

マンチェスター大学の魅力をもう少し詳しく見ていきます。

主要なランキングで軒並み上位を獲得

マンチェスター大学は、大学の評価指標である各種ランキングで非常に高い地位を獲得しています。

・世界27位(QS世界大学ランキング2022)
・QSトップ30に14科目がランクイン(2022年QS科目別世界大学ランキング)
・企業が最も採用したい大学 (High Fliers Research 2013-2022)
・社会的および環境的影響において世界トップ 10 (タイムズ高等教育影響ランキング 2022)
・化学工学分野では世界トップ 25 (2022 年 QS 分野別世界大学ランキング)
・社会学分野で世界トップ20(QS世界大学ランキング2022年科目別)
・薬学および薬学分野で世界トップ 15 にランクイン (2022 年 QS 科目別世界大学ランキング)
・機械工学分野で世界トップ 25 (QS 分野別世界大学ランキング 2022)
・会計および財務分野で世界トップ 20 (2022 年 QS 科目別世界大学ランキング)

キャンパスと都市の魅力

マンチェスター大学入学

マンチェスター大学の広大な市内中心部のキャンパスは、オックスフォードロードエリア沿いにあります。歴史を感じる建築と現代的な建築が融合したメイン キャンパスには、中央図書館、オックスフォードロード学生組合があります。賑わいのあるキャンパスには、マンチェスター博物館や、ギャラリー、スポーツセンターもあります。近年、ビジネススクールやエンジニアリング キャンパスも開校しました。

また、マンチェスターという都市には、メトロポリタン大学と付属校のスクールオブアート、BPP大学、マンチェスターアカデミックヘルスサイエンスセンターの高等教育機関などもあり、教育都市として学習環境が整っています。

多国籍な環境で学べる

マンチェスター大学入学

マンチェスター大学は、学生約 36,500 名のうち約半数の約 16,080 名が留学生です。キャンパス内だけではなく、マンチェスター自体も、総人口のインド人・東南アジア人9%、黒人5%、中国人5%と、ロンドンについで有色人種の割合が高く、まさにグローバルな環境です。高い教育水準で多国籍の学生とともに学んだ人材はグローバルに活躍できる素地が養われ、企業からも優秀な人材として認識されており、High Fliers Research 2013-2022では、企業が最も採用したい大学に選ばれています。

実は入学しやすい?その理由はファウンデーションコース

マンチェスター大学入学

マンチェスター大学は世界トップレベル大学であり、それだけ入学条件も厳しいもので、学部の合格率は約8%と言われています。しかし、「大学準備コース」とも呼ばれ、入学条件も学部ほど厳しくない「ファウンデーションコース」を経由して学部に進学するルートが存在します。

ファウンデーションコースとは

ファウンデーションコースとは、高度なアカデミックイングリッシュや、学部レベルのスタディスキルを身に着けたのち、学部へ進学させることを目的に、大学が設置している準備コースです。

イギリス系の大学にはファウンデーションコースが設けられている大学が多く、マンチェスター大学でもファウンデーションコースを経由することで学部へ進学できます。

マンチェスター大学の入学条件

マンチェスター大学のファウンデーションコースの入学条件は以下の通りです。

・IELTS 5.5
・TOEFL 72点
・GPA 5段階4.0以上

非常に魅力的なファウンデーションコースですが、一点、注意が必要です。ファウンデーションコースからの進学の場合、選択できる学部が限定されます。選択できる学部は「バイオ科学」「工学・科学」「人文学・社会科学」「薬学」「心理学」です。これ以外の学部へ進学したい人は、ファウンデーションコースではなく、正規入学の手続きをする必要があります。上記の学部へ進学希望なら、ファウンデーションコースへの入学を狙いましょう。

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マンチェスター大学の学部へ1年次から入学する場合の条件は以下の通りです。

・IELTS 6.0-7.0
・TOEFL 80点-100
・GPA 5段階4.0以上
・規程テストA Levels: A*AA – ABB、IBスコア : 34-38

まとめ

マンチェスター大学は、イギリスの名門大学であり、世界トップクラスの大学の一つです。学部課程への進学保証や高い教育水準、多様な学習環境が魅力です。また、ファウンデーションコースを経由して学部に進学するルートも存在し、入学ハードルを下げることができます。さらに、大学のランキングやキャンパスの魅力、国際色豊かな環境での学びなども特筆されます。

マンチェスター大学へ行きたい!でも不安…という方はご相談ください

マンチェスター大学入学

マンチェスター大学について解説しました。世界的にもハイレベルな大学として著名、入学も超難関なマンチェスター大学ですが、ファウンデーションコースという大学準備コースを経由して進学することで、実は入学ハードルは下がります。もちろん、ファウンデーションコースで優秀な成績を修めることが条件です。

入学申請までの期間で、英語力、GPA、資金の準備計画をしっかり立て、進学を実現しましょう。

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