知っ得!オーストラリアワーホリ前の年金情報【アニュエーションも解説】

知っ得!オーストラリアワーホリ前の年金情報【アニュエーションも解説】

「ワーキングホリデーで日本を1年離れるけど、その間の年金の支払いはどうなるのだろう?」日本に住んでいない間、年金の支払い義務が発生するかどうかわかならい人も多いと思います。

また、一方で「オーストラリアで支払った年金(スーパーアニュエ-ション)は、結局払い損になるのだろうか?」という疑問も浮かんできますよね。

今回はオーストラリア・ワーキングホリデーに関わる日本の年金とオーストラリアの年金の両方について、支払い義務や請求する権利・手続きの仕方を中心にご紹介したいと思います。

1.オーストラリアワーキングホリデー中の日本の年金について。支払いは不要です。

1.オーストラリアワーキングホリデー中の日本の年金について。支払いは不要です。
ワーキングホリデーで日本を離れている期間は、年金の支払いは不要です。

日本を離れる場合は年金を支払う義務はない

海外に長期で滞在する場合は年金を支払う義務はありません。実際、ワーキングホリデーの人は年金を停止している人が多いです。

年金を停止することを選んだ人は年金停止の手続きを窓口で行いましょう。その場合は将来に受け取る年金から減算されることになりますが、未払いの状態でも2年間さかのぼって納付することができるので年金をもとの状態に調整することは可能です。

任意で年金を継続することも可能ですので、自分に合った方を選んで手続きをして下さい。

日本年金機構サイト

国民年金の任意加入の手続き – 日本年金機構

手続きは市役所・区役所で

自分が住民票を置いている管轄の市役所・区役所で手続きをしましょう。必要なものは運転免許証などの身分証明書・国民健康保険証・印鑑になりますが、市町村によって異なる場合があるので、電話で確認をしておくことが必要です。

重要:海外転出届も忘れずに

 
海外転出とは、いわゆる住民票を抜くことです。手続きの際、海外の移住先の住所の記載が必要なのでメモをしていきましょう。手続きは原則として渡航前2週間以内に行うことになっています。それより前でも後でも手続きはできないので気を付けるようにして下さい。

一年未満の留学の場合は、日本に在中しながら旅行をするという扱いになるので、住民票を抜く必要はありません。

補足:保険・住民税、マイナンバーはどうする?

ワーキングホリデーの人は、保険・住民税を停止させ、併せてマイナンバーも失効させる場合が多いです。日本に住んでいないのに住民税を払う理由がない…保険に入っていてもあまり意味がない…という考え方が一般的に浸透しているようです。

2.覚えておこう!オーストラリアの年金(スーパーアニュエ-ション)制度でお金をゲットする方法

2.覚えておこう!オーストラリアの年金(スーパーアニュエ-ション)制度でお金をゲットする方法
オーストラリアで就業した時に支払った年金(スーパーアニュエ-ション)は条件付きで返金の請求ができます。

スーパーアニュエ-ションとは?

ワーキングホリデーで収入を得た場合、企業や雇用主が従業員に対して積み立てをしてくれる年金のことです。一般的な会社で就業した場合は、どんなに短期間の就業でも、このスーパーアニュエ-ションが天引きになることがほとんどです。

スーパーアニュエ-ションの返金請求をする

ワーキングホリデーで積み立ててくれたスーパーアニュエ-ションは、出国後、永遠にオーストラリアに戻らないことなどを条件に、5年以内なら換金請求ができます。手続きがわからない人は、返金手続きを代行してくれるエージェントもあるので相談をしてみてみましょう。

問い合わせはオーストラリア国税局ATOへ!

スーパーアニュエ-ション参考サイト
Superannuation – Department of Immigration and Border Protection

ワーキングホリデー中は年金を支払う必要はありませんが、任意で継続する人もいます。自分の状況にあった方法を選ぶのが一番ですが、年金を停止する人は渡航前2週間を目途に市役所・区役所で必要な手続きを済ませましょう。

オーストラリアの年金については条件付きで返金請求ができますので、支払った額を取り戻したい人はオーストラリア国税局のサイトを確認して手続きを行うようにしましょう。

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