知らないと損をする!アメリカ留学経験者が語る英文エッセイ書き方

知らないと損をする!アメリカ留学経験者が語る英文エッセイ書き方

アメリカ留学する前にエッセイについて悩んでいませんか?実体験をもとに、英文エッセイの書き方や注意点についてまとめました。

これから、アメリカに留学する予定、もしくは今アメリカに留学中でエッセイに悩んでいる人は、必見の内容です。

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1.アメリカ留学における英文エッセイの重要性とは?

1.アメリカ留学における英文エッセイの重要性とは?
アメリカに留学して誰もが苦労するのが、英文エッセイの書き方です。小学校や中学校で起承転結を習いましよね?しかし、英文エッセイに日本語の文章の書き方をしてしまうと、赤点どころか目を通してくれません。

私も、アメリカの大学に留学したばかりの頃は、とても苦労しました。当時の私は、日本語で論文も書いたことがなければ、日本語でも文章を書くのが苦手でした。そんな、私が英語でも文章を書けるわけありません。何度も教授からエッセイを返却された辛い思い出があります。

そんな同じわらを踏まないためにも、アメリカ留学中に活用したい、英文エッセイの書き方をご紹介します。

2.英文エッセイの書き方とは?3つの構成を解説

2.英文エッセイの書き方とは?3つの構成を解説
日本語の文章の書き方に起承転結があるように、英文のエッセイにも基本的な構成があります。この構成を知らずにエッセイを書き始めると、赤点まっしぐらなので、必ず抑えておいてください。エッセイは、この3つで構成されています。

  • Introduction
  • Body
  • Conclusion

これが基本となるので、必ず覚えておいてください。それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

①:Introduction

Introductionは、書き出しです。ここで伝えるべきことは、「自分は今からこんなことを書きますよ」という導入です。いきなり文頭から強い主張をしてしまうと、話の流れが悪いため、Introductionも3つのパートに分けることができます。

Lead
これは、エッセイの最初にくる部分です。どんな文章でも最初から主張を書くことはありません。よく使われる手法が、文章の主張を大きなところから細かくしていく方法です。
例:世界中で地球温暖化が問題となっている。

Definition
このパートでは、Leadで書いた内容の定義をはっきりさせます。しかし、必ず定義を書く必要があるわけではなく、次のThesis statementへの流れを作れれば問題ありません。
例:地球温暖化とは、世界中の気温が毎年0.1度上がっている現象です。

Thesis statement
ここのパートでは、自分が何を言いたいのか主張します。ここが不明確だと、この後の文章も効果を失ってしまうため、エッセイの中で最も重要な部分と言っても過言ではないでしょう。
例:二酸化炭素が地球温暖化に影響を与えている理由は3つあります。

②:Body Paragraph

Introductionで自分の主張を書いた後に、ここで自分の主張を明確に書いていきます。

書き方としては、主題とその理由を書いていくこととなります。大きく分けて2つの構成に分けられます。

Topic sentence
まずは、主題を書いていきましょう。
例:二酸化炭素が影響していると思う1つ目の理由は、人間の経済活動です。

Supporting Sentence
主題の理由をここで補助していきます。
例:イギリスの産業革命以降、日々排出される二酸化炭素が増えました。それと比例するように、地球の温暖化が進んでいます。こちらのデータによると…

③:Conclusion

Conclusionは、最後のパートです。ここでは、自分の主張をまとめます。

Restatement
ここでは、Thesis statementを再度主張します。全く同じ文章ではなく、少しだけ表現を変える場合が多いです。
例:地球温暖化は、二酸化炭素によって進んでいます。

Brief Summary
今までbodyで主張してきた内容を要約していきます。
例:3つの理由は、それぞれ地球温暖化に大きな影響を与えています。

Final statement
最後は、自分がここまでで思ったことを書いて終わりです。
例:何か対策を進めていかなければ、今後の地球環境はこのまま悪くなって行くでしょう。

以上が、基本的な英文エッセイの書き方となります。エッセイを書く前は、この構成をしっかりと考えてみてください。この構成がしっかりとしていないと、途中から意味が通らなくなり、最初から書き直さなければいけません。

3.英文エッセイには4種類ある

3.英文エッセイには4種類ある
前のパラグラフでは、英文エッセイの基本的な構成を紹介ました。英文エッセイの基本的な考え方は、自分の主張を相手に納得してもらうことです。そのため、自分の結論をサポートする根拠や事実が必要となります。

そんな時にどのように、表現すればいいのかご紹介します。

①:比較

一見すると違う2つのものを比較し、そこから共通点を見つける方法です。

  • 結論:人が活動するためには、血管が必要。
  • 比較:植物にも葉脈があり、栄養を運んでいるように、人が活動するためにも血管が必要です。

②:結論までの明確なプロセスを書く

結論をサポートするために、プロセスを描写するのが効果的です。

  • 結論:人が活動するためには、血管が必要。
  • プロセス:人は空気を吸います。空気から酸素を取り込みます。酸素を身体中に届ける必要があります。そのためには、全身に巡らした血管がなければ、それができないのです。

③:事実を描写する

  • 結論:人が活動するためには、血管が必要。
  • 事実:人には、手があり、足があり、内臓があり、骨があり、筋肉があります。これらを動かすためには、血液が必要であり、血液を流すために血管が必要です。

④:原因と結果

  • 結論:この交差点には、信号がないため事故が起きます
  • 原因:この交差点は、信号がなく、車が速度を落とさない。そのため、車同士が衝突します。その結果、この交差点は、信号がないため事故が起きます。

このように、英文エッセイは自分の主張に合わせて、いくつかの種類に分けることができます。あくまでサンプルなので、この文章により肉付けを行うことで、長い文章にも活用することができます。

4.エッセイでは引用源に気をつける

4.エッセイでは引用源に気をつける
自分の主張を書く際に、大切になるのが意見をサポートするための情報です。自分が勝手に主張しているだけでは、第三者から見たときに、不信感を抱かれますよね。そのため、誰かの実験データや、事実を根拠として入れることで、自分の主張に説得力を増やします。

引用してくる情報源は、なんでもいいわけではありません。ここで重要なのは、信頼性です。どこの誰かが書いたようなブログ記事やニュースでは、根拠にかけるので、引用することは不可です。

基本的に引用できる情報源は決まっていますので、ご紹介します。

①:グーグルブックスから引用する

グーグルブックスでは、一部書籍が公開されています。特に、版権が切れているような古い書籍は基本的に公開されているので、わざわざ本を図書館などで借りる必要はありません。

②: 大学の文献検索サービス

日本の大学でも同じだと思いますが、アメリカの大学でもオンラインで文献や書籍を探すことができます。わざわざ図書館まで本を探す手間が省けるため、多くの学生が利用しています。

③:書籍から引用する

大学の図書館へ行けば、山のように書籍があります。多くの本がありすぎて、大変ですよね。ただ、インターネットで検索するよりも、実際に本を見て探してみると気分転換になりますし、意外とおすすめです。

④:インターネット検索

インターネットで検索をしていくと様々な情報が出てきます。しかし、その中でも政府や公的機関からの引用が好まれます。それ以外の情報源から引用する場合は、教授に確認してから引用した方がいいでしょう。

ちなみに、アメリカ留学中の場合、日本語の文献を使いたくなることもありますが、教授によっては、日本語の文献からの引用はダメという場合もあるので、注意が必要です。

5.注意点:盗作は絶対にダメ

5.注意点:盗作は絶対にダメ
エッセイを書くときに必ず必要となるのが、情報の下調べです。本やインターネットを主に使い、自分の結論を強固なものにしていくのですが、その際に注意しなければいけないのが、盗作です。

日本の大学では、ウィキペディアや書籍の内容をそのまま論文にコピペする人がいます。しかし、アメリカではこの行為にとても厳しく、盗用と見なされ、厳しい処分が待ち受けています。

これは、よくよく考えれば当たり前のことです。チェックが厳しいかどうかに限らず、絶対にしてはいけない行為です。

6.補足:エッセイ作成に役立つツール

6.補足:エッセイ作成に役立つツール
エッセイは、何度書いてもなかなか慣れるものではありません。しかし、留学中は、何度もエッセイを書く機会があります。最低限の書き方のコツやツールを使うことで、作業の効率化をはかりましょう。

①:エッセイの書き出し

エッセイを書く時に、まず困るのが書き出しです。書き出しさえ書けてしまえば、意外とスラスラ書けるものです。

ここでは、エッセイの書き出しに役立つ表現をご紹介します。

Introduction
In my opinion, I agree with, I disagree with, Nowadays, Recently, It is true that, It is said that, From my point of view

Body(パラグラフ1)
Firstly, First reason, To begin with, To start with, For instance, My first concern, First of all

Body(パラグラフ2以降)
Secondly, Thirdly, Additionally, On the other hand, In spite of, In addition, Moreover, Furthermore

Conclusion
In short, To sum up, To conclude, In any case, As I stated above, Therefore, As a result, In summary, In conclusion

②:無料校正ツール

英語のスペリングミスや、ボキャブラリーの評価、言い換え表現の提案など、無料校正ツールを使えば、エッセイを書くのがだいぶ楽になります。英語ネイティブではない人には、特におすすめのツールです。

無料で公開されているものはたくさんありますが、その中でもPaper Raterと1Checkerを使っている人が多いような印象です。

③:オンライン英語辞書

英語の表現に困った時は、すぐに辞書で調べましょう。今では、インターネットで簡単に検索できます。

7.最後に:困った時は相談しよう

7.最後に:困った時は相談しよう
エッセイを書くのは、日本語でも簡単ではありません。しかも、自分の母国語でなければ、なおさらでしょう。私も、ライティングが得意ではなかったため、かなり苦労をしてエッセイを書いた記憶があります。

自分で抱え混んでしまうと、全く進まないこともよくありますので、そういう時は、身近な人に相談しましょう。

①:ライティングセンター

アメリカの大学には、ライティングセンターがある場合があります。ライティングセンターとは、学生がボランティア、もしくはお金を大学からもらって、英文エッセイの指導をしてくれる場所です。

私が行っていた大学では、直接相談するパターンと、文章をメールで送り、修正してもらうパターンがありました。どちらも無料で対応してくれました。

直接相談するパターンは、事前にネットで時間帯を予約します。相談に乗ってくれる学生は、それぞれ専門分野が違うので、自分が書こうと思っている分野を専攻している人を選ぶのがいいでしょう。

また、ライティングセンターは、文法だけでなく文章の構成から英語に関わるところまで幅広く相談に乗ってくれます。エッセイを書き始める前に、自分のアイディアをまとめてから相談に行くのもいいかもしれません。

②:友人に校正してもらう

大学の友人にエッセイを確認してもらう方法があります。ただ、友達は校正マシーンではありません。エッセイの全てを校正してもらうのは、現実的ではないため、簡単な質問をするくらいがいいでしょう。

③:教授に相談

エッセイのテーマで困ったことがあったら、教授に相談に行くとアドバイスしてくれます。ただ、どんなことを教授に相談したいか決めてから行く必要があります。

英語圏でお店に行ったりすると、「How can I help you」とよく言われますよね。この質問に答えるためには、自分が悩んでいることをしっかりとまとめていないと、答えることができません。

「どんなテーマを書いたらいいのでしょうか?」ではなく、自分がやりたいことをするために、課題となっていることを相談するようにしましょう。

また、突然行くのではなく、事前にアポを取ってから行くようにした方が丁寧です。

アメリカ留学中のエッセイの書き方について紹介しました。誰でも初めはエッセイを書くのに苦労をします。私も、最初は何度も返却され、徹夜でエッセイを書いていた時期があります。

専攻する教科にもよりますが、エッセイを書くときの条件に、読むべき本の数が指定されることがあります。本を読むだけでも時間がかかるので、事前にしっかりとスケジュールを立てるようにしましょう。周りのアメリカ人と同じタイミングでエッセイを始めると、痛い目を見ることなります。

最終的には、徐々に慣れ、よく使う表現や文章の構成は頭に入ってくるようになります。英語のロジカルな考え方がつくと、日本語を話す時にも、同じように話せるようになります。決して無駄ではないので、頑張ってください。

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