アメリカの名門大学UCLA。行きたいけど、英語力はそこまでないし、成績も大して良くない…
「でも、UCLAに留学して一発逆転したい」
もし、あなたが、そんな「普通」の学生であれば、ぜひこのページを最後まで読んでください。
英検2級を取れる英語力。これさえあればUCLAに。悪くてもUC系(カリフォルニア大学)のどこかに8割は合格出来る。そんな裏技のような方法です。
この話しはカリフォルニア州の教育制度を理解している人にとっては当たり前の話し。でも、日本の人には殆ど知られていないので、多くの人に知ってもらいたいと思っています。
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UCLAの概要
まずはUCLAについて簡単に解説します。
UCLAとは、University of California, Los Angeles(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)。言わずと知れたアメリカの超人気大学。
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- 場所:カリフォルニア州ロサンゼルス
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- 創立:1919年
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- 学生数:3万人以上(国籍は100以上)
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- 出願者数:13.5万人(2019年)
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- 広さ:169ヘクタール(ドーム36個分)
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- 学部:125以上
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- クラブ・団体活動:1,000以上
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- シンボル:ブルーインベア(熊)
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- シンボルカラー:ブルーとイエロー
出願者数は約13.5万人。なんとこれ、アメリカで1位。4500近くあるアメリカの大学で1位です。
当然、その名前は日本にも届く。国内での知名度はハーバード大やスタンフォード大の次ぐらいの印象ですかね。
UCLAは5年連続でアメリカの公立大学のランキングで1位を取得
さらにUCLAはUS NEWSのランキングで常に上位。5年連続でNO1を取得しています。
17の指標を元に1,466の大学を評価。その1位がUCLAなのです。
つまりお金もちしか目指せないアメリカの一部の大学を除き、アメリカの公立大学ではもっとも質が高いと言っても良いでしょう!
【参考】Top Public Schools National Universities >>
自己紹介とUCLAをおすすめする理由
自分の紹介も簡単にしておきます。大塚と申します。
26歳歳のときにアメリカに渡り、LAで起業。今は日本とアメリカで留学の会社(留学情報館)を運営しつつやりつつ、イングリッシュイノベーションズという英語の学校を運営しています。
毎年2000人ほどの留学生を世界に送り出し、4000人以上の英語力UPをお手伝いしています。つまり英語と留学の専門家です。
私個人としても留学希望者にはUCLAを推すことが多い
そんな自分ですが、なぜUCLAが良いのか?
だって、カッコいいじゃん!!(←本音)っと言いたい所ですが、少しまじめに言うと投資効果が高いからです。
アメリカ留学は卒業までに、ものすごい時間を勉強することになります。お金もかかります。
だからリターンがとても重要なんです。
また、僕自身がロサンゼルスで起業したこともあって、合格の仕方を分かっている。と言うのもあると思います。
結論:1年時からではなく3年次から編入する
どうやったら、普通の人でもUCLAに入れるのか?
それは要は1年生から入学するんじゃなくて、まずコミュニティカレッジに入り、3年次から編入する。というルートで進学するのです。
なぜ、編入を推奨するのか?それは新入生(1年生)から入るよりも簡単に入れるからです。
知っている人にとっては、またその話か?と思うかもしれません。逆を言えば、知っている人にとってはコミュニティカレッジからの編入は全く珍しいことではないのです。
どれだけ簡単になるのか?新入生から入る際の入学基準と、編入する場合の合格者データを比較してみましょう。
新入生の入学基準
SAT:平均1480~1550
GPA:平均3.95
英語力:TOEFL100~(合格者の平均は113)
留学生の合格率:8%
3年時から編入した場合
SAT:免除
GPA:平均3.7(3.2以上から可)
TOEFL基準:免除
留学生の合格率:30%程度
上記を見ていただければ分かる通り、編入だと、
- SATは受けなくていいし、
- TOEFLも100点いらない(45点でいい)
- GPAも3.7でいい。何ならもっと低くてもチャンスはある
詳細はこの後、数字も使って説明してますが、結果、だいぶ敷居が下がるのです。
実際、UCLAに合格させてます(体験談)
実際、アメリカのグループ会社も含めてですが、毎年10人程度はUCLAへの進学をお手伝いしています。
例えば上の写真。彼はPalomar collegeというカリフォルニア州のコミュニティーカレッジからUCLAに編入しました。
詳細は去年のインタビュー記事をどうぞ。
>>コミュニティ-カレッジからの編入体験談
という訳で、ここからはもう少し詳細を説明していきます。
数ある名門大学の中からUCLAを推す理由
まずUCLAがいかに素晴らしいか!
UCLAの知名度やランキングについて説明していきます。
UCLAの知名度とランキング
UCLAが人気NO1ということは世界中に知られています。世界中から留学生が集まって来ていることがその証明です。
ロサンゼルスでもやはり有名で、現地の学生にとっては憧れの的です。
有名だから受かると当然、親も大喜びするでしょう。就職にだって大学名がめちゃ利いてきます。世界中、どこで、でも。
次にランキングを見てみましょう。
-World University Rankings(THE):17位
-National University Rankings:25位
世界で17位か…
すごいですけど、出願者数は1位の割には、という感じですね。
されど世界のトップクラス。東大より全然良いですね。
日本人の留学状況
UCLAに留学している日本人は結構います。正式な公表はないが最低でも100人以上はいるでしょう。
ハーバード大はいても毎年1-2人程度の合格者なので、そこから見ても日本人の入りやすさが見えてきます。
UCLAはつぶしが利く
つぶしが利く。これもUCLAをおすすめする理由です。
つまり例えば、UCLAに入れなかったとしてもUC系の他の大学に行くチャンスがあるのです。
と言うのも、これはUC系(カリフォルニア大学)の受験の仕組みにあります。
UCLAには系列大学がある。例えばUC バークレ―という大学名を聞いたことはないでしょうかね?
そう、ソフトバンクの孫さんが卒業した大学で、これまた超有名な大学です。
UC系列の大学は10あって、4000以上あるアメリカの大学の中でも7校が200位以内に入っている。いずれの大学も世界的に見れば名門と言っていいでしょう。
すごいのは、このUC系の大学は出願する時に同時に申請できることだ。
UCLAと同時出願できる大学の一欄 |()内は世界大学ランキングの順位
- University of California, Berkeley(13位)
- University of California, Los Angeles(17位)
- University of California, San Diego(31位)
- University of California, Davis(55位)
- University of California, Santa Barbara(57位)
- University of California, Irvine(95位)
- University of California, Santa Cruz(179位)
- University of California, Riverside(251–300位)
- University of California, Merced(351–400位)
- University of California, San Francisco(401-500位)
引用:タイムズ・ハイアー・エデュケーションの2020年「世界の大学ランキング」
同じランキングで日本の大学と比較してみると、東大36位・京大65位。つまり京大以上の大学がリスト上に5校もある。
UC系の大学に一気に出願できる
このUC系、編入出願する時の願書が同じ。
普通なら、3つの大学を受けるなら3つの書類やエッセイが必要。だからそんなに沢山受けれない。
しかしUC系ならばそれが同じ書類。一気に全部に出願できる。これ大分、楽。楽だし、何なら、10の大学全部に出願しちゃえば良い。という事です。
UCLA自体は合格率は低くても、それが全部一緒に出願しちゃえば、どっかに引っかかる。
UCLAを狙ってたけどダメだった。でもUCSDには受かった。
とか、
UCLAを狙ってたら、UCバークレーまで合格したので、そっちに行く、なんて判断も出来ると言うことですね。
ちなにに結果発表はランキングが下の方の大学から出る。自分がどこまで合格しているか、通知が来るたびにドキドキものだろう。
余談:この同時申請の仕組み、似たような仕組みは他の大学間でもある。コモンアプリケーションは2019年現在、700の大学に一気に申請することが出来る。
TAGも活用できる
また、TAGという日本で言う併願のような仕組みもあり、高確率でカリフォルニア大学のどこかにはいける。
この辺の詳細は複雑なのでカウンセリングなどで聞いてください。
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日本人が持つ2つのハンデ
では、ここからはどうやってUCLAに入るかを考察していきましょう。
そもそも日本人がアメリカの名門大学に弱い理由が2つある。
それは「成績」の悪さと「英語力(TOEFL)」の低さだ。
1)日本人の成績(GPA)の低さ
日本人は成績に対しての意識がそもそも低い。これは日本の受験制度のせい。
日本は今や大学全入時代だし、成績が悪くても一発試験で良い大学にはいくらでも入れる。だから高校生は成績悪くても気にしない(人が多い)。
試験前に一夜漬けで勉強するのも普通。高校1年生からオールAを狙って一日中勉強している学生なんてほぼいないだろう。
しかしそんな学生が、高校2年生ぐらいになり進路を真剣に考えはじめる。
その時にアメリカの大学に直接進学したいと思っていろいろ調べても時すでに遅いのだ。
と言うのも、その彼がどんなに優秀でも成績が悪いとチャンスはかなり狭まる。アメリカでは成績が超~重要だからだ。
調べてみたらGPAは2.6(4点満点)、日本ではこの成績もそんなに悪くないはずだが、アメリカの名門大学を目指すならばその時点でチーンだ。 ※新1年生だけで言うとUCLAの合格者の平均GPAは3.9。つまり日本で言うと、ほぼオール5です。
2)英語力(TOEFL)の低さ
日本人に難しいもうひとつの理由は英語力だ。
ご存知のように日本はTOEFLのランキングでアジアで26位という結果、スピーキングにいたっては最下位だ。
上の結果を見てもわかるように日本は平均71。他の国と比較してみたら一目瞭然の結果だ。
無論、日本人は世界でも優秀な人が多いけど、英語だけはダメ。
日本の教育課程がそうなっているから。スピーキングまともにやってないし、勉強してきてないから出来ない、ただそれだけ。でも、これは大きなハンデといってもいいと思う。
コミュニティーカレッジからUCLAへ編入するという裏技
改めて言います。英語力と成績。ではこのハンデがある日本人がどうやってアメリカの名門大学に進学するか?
それはコミュニティーカレッジからUCLAに編入進学するという方法。
私が知る限り、この道がこの日本人のハンデを克服し遠回りせずに名門大学にスムーズに進学する唯一の方法です。
進学するためのステップとしてコミュニティーカレッジを活用する
コミュニティカレッジとはアメリカ市民であればほぼ無料で誰でもいける。つまり公立の大学のこと。
取れる学位がアソシエイトデグリー(日本で言う短大資格)のため、日本で四年制の大学を目指してきた高校生や親御さんにとっては、あまり視野に入れていない人が多い。
しかし、アメリカでは転校・編入はあたり前だしエリートは大学院まで進学する。
その入口としてコミュニティーカレッジから進学していく人も多いという事実がある。
サンタモニカカレッジ → UCLA →ハーバード大学院
と言った具合だ。
日本は初めに入った大学を卒業するのが当たり前。日大に入ったら日大を卒業するし、聖心短大に入ったら聖心を卒業するだろう。だから想像もできないかもしれない。
上の例を日本に当てはめると、短大に入学した人が早稲田大学を出て、東京大学院に進学するようなものだから。
アメリカでは18歳以上は学費は自己負担するのが普通。優秀か、どうかではなく学費の節約や教育に対する考え方で公立の大学から進学する人も多数いる。
ちなみに、ジョージルーカスもカリフォルニア州のコミュニティーカレッジを経て、アメリカの名門私立大学USCを卒業しているし、アラスカ州元知事のサラペイリンだって、アイダホのコミュニティーカレッジ出身だ。
コミュニティーカレッジ=日本で言う短大のようなイメージを持っているとしたらそれは捨てたほうがいい。
カレッジから編入という方法で2つのハンデをかわす
前述したように日本人には2つの事実(ハンデ)がある。
ハンデ1:成績(GPA)が悪い。
ハンデ2:日本人はTOEFLが苦手。
この事実がある以上、一発試験に強い日本人が行ける大学は限られる。
今の成績(GPA)とTOEFLスコアで行ける大学を探すこととなるが、日本ではそこそこ優秀でもアメリカでは大した大学にはいけない。
評価基準が違う。つまり、普通の人ぐらいではUCLAには行けないという事だ。
が、コミュ二ティーカレッジからの編入。このルートだとこの日本人のもつ2つのハンデをかわせる。。
1:コミュニティカレッジからの編入でTOEFL83点をかわす
コミュニティーカレッジの英語力の敷居はUCLAよりも低い。
UCLAに行くのはTOEFLスコアで最低でも83点必要。だが、コミュニティーカレッジだと45点で行ける。なんなら一部の大学ではTOEICや英検でも行ける。
また、コミュニティーカレッジから編入する学生はTOEFLのスコアを証明する必要がない。
つまり編入だと90点を取る必要がなくなるのだ。入学したら英語の勉強はそこまで。後は良い成績を取ることに集中することとなる。
無論、UCLAに進学できるぐらいカレッジで頑張る人は、結果としてTOEFL83点ぐらいのスコアは取れるような英語力はつくはず。それだけカレッジで好成績を取るのは簡単じゃない。
英語を勉強しなくて良いと思わないで欲しいが…。
注:TOEFLは北米の大学で勉強についていけるかを測る試験。
83点ならまだしも、TOEF45点ぐらいは取れるようになっておかないと入学しても後で苦労するので、今から勉強するならTOEICや英検でなくて間違いなくTOEFLが良い。
2:コミュニティカレッジからの編入で過去のGPAをかわす
かわせるという表現が正しいか分からない。が、ようは日本の高校の成績が多少悪くても、カレッジで頑張って良いGPAを取ればUCLAに行ける、ということだ。
UCLA合格者の平均GPAは3.7。合格者の95%が3.75以上。
つまり日本で2.6の僕が直接入学するのはまず無理と言っていいだろう。なのでまずはコミュニティーカレッジに行き、頑張って良い成績を取って、転校するという道を目指すわけだ。
3.7点を取るのは確かに簡単ではない。ほぼ全教科Aを目指すことになる。しかし、日本人は勤勉だし事実それが出来ている人も毎年かなりいる。
カレッジからUCLAにはどれぐらい編入出来るのか??
ではカレッジからUCLAに編入するのはどれぐらい難しいのか?
ここからはUCLAとサンタモニカカレッジを例に話を進めていく。
サンタモニカカレッジは最もUCLAへの進学率の高いカレッジ。日本人が狙うルートとしては最もポピュラーな道だからだ。
まず実績(結論)を言えばサンタモニカカレッジからUCLAへの進学者希望者数は1976人名(2016年FALLセメスター)。
合格者は671名。つまり34%が合格している。
サンタモニカカレッジの例
‐サンタモニカには日本人が800人~900人程度いると言われている。
‐その中には英語だけを学ぶESLクラスの生徒、サーティフィケート(職業訓練)コースの生徒もいるので、おおよそ編入を考えてサンタモニカ大学に来ている人は100人程度だろう。
‐うち、UCLAに進学している人は日本人だけで25人~30人程度。UCLA以外の大学に編入する人も含めるともうさらに増えるだろう。
この数字はSMCを卒業した3人の方からインタビューで聞いた話。3人ともが近い数字を言っていたので、それほど実態とも遠くないだろう。
3人に1人程度がUC系にいけるのであればその倍率は決して低くないだろう、夢がある。
サンアントニオコミュニティカレッジの例
上のデータはカリフォルニア州の田舎の大学。サンアントニオカレッジの数字。2018 & 2019の年度は留学生で編入した人のデータだ。
結果、編入した人が246人いて、そのうちUC系の大学に123人。ちょうど半分入ってる。
合格しやすい学部を選ぶのも手
またどの学部で受験するかも入りやすさを決める上で重要だ。
天下のUCLA、人気の学部はGPA(成績)は4段階中、理想4.0最低でも3.8程度はないと合格はかなり難しい。が、あまり人気のない学部だと3.2とかでも合格者がいる。
上の表の通り、受験者の合格率をみても受験者のうち60%以上が合格しているという事実も。
もちろん、入学してから興味がない勉強を(死ぬほど)するのはつまらないだろう。
だからバランスはあるが、学部や成績よりも大学名を気にするのであれば、人気薄の学部を選ぶのもひとつの手である。
UCLA卒業後の進路
ちなみにUCLAを卒業するとどうなるのか?
これらについてはこちらで詳細を書いたが、結論、年収の平均は1300万円にも達する。
日本の平均年収は400万円代だから約3倍だ。
無論この数字はアメリカ国内の給料が多く含まれるが、夢がある話しだ。投資資金は余裕で回収できる。
最後に忠告
この道は日本の高校から直接UCLAに行くよりも敷居は低いかもしれない。
費用もカレッジにいる間の期間(1年半~3年)はUCLAの年間39,518ドル(約440万円)を超える学費が100万円程度で済む。つまり落ちこぼれにとって入りやすさだけでなく、学費の面でも親孝行ができる。
ただし!この道もそんなに簡単ではないという事も、もう一度釘を刺しておきたい。
経営するTOEFLスクール、イングリッシュイノベーションズのアメリカ本校でも何人もこのルートでUCLAに進学したが、やはり彼らも死ぬほど勉強していた。
勉強しなれていない落ちこぼれ君であればなおさら、大変だろう。
でも、それを実現していた人は口を揃えて言う。
「確かに大変だった。勉強しかしてなかった。でも、そこではやるのが当たり前だったのでさほどきつくはなかった。」
人間は、環境があれば変わる。そして習慣が人生を変える。僕はそれを留学カウンセラーという仕事を通じてたくさん見てきた。
だからあなたも出来る。まずはTOEFLでもIELTSでも英検でもいい!!挑戦してみよう。
この話しの詳細をもっと聞きたい人はご両親と一緒に相談に来てください。私か、私以上にこの進学方法に詳しいカウンセラーが詳細をお伝えします。