空の貴公子!ニュージーランドパイロット留学のまとめ【学校情報あり】

空の貴公子!ニュージーランドパイロット留学のまとめ【学校情報あり】

ちょっと一昔前までは、子供が夢見る職業のトップであったのがパイロットです。キリッとしたまなざしで空港を歩く姿は本当にかっこいいですよね。客室乗務員(CA)と合わせて国内線・国際線を利用するときは必ずお世話になるのがパイロットの人たちです。

パイロットになるためにはいくつかの方法がありますが、いずれにせよ、専門的な訓練や知識を得るために特別な学校や施設で厳しいトレーニングを受ける必要があります。

ここではニュージーランドで受講できるパイロットコースについて、学校情報を中心に、ニュージーランドに留学するメリットと合わせてご紹介しています。ぜひ、留学プランの参考にしてみて下さい。

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1.パイロットの資格の種類、就職ルート、必要な学歴を知っておこう!

憧れの職業として常にトップランクに位置するパイロット。まず、パイロット資格の種類と就職へのルートを確認しておきましょう。

パイロット資格の種類は3つ

パイロットになるためには、自分がどのような目的で空に飛ぶのかを明らかにしておく必要があります。パイロット資格には3つあります。

定期運送用操縦士:日本航空や全日空などの航空会社に就職してから、パイロットになるための養成訓練を受講し、卒業後に資格を取得します。私たちが飛行機に搭乗するときに、目的地まで安全に運んでくれるのが定期運送用操縦士です。通常、飛行機には機長と副操縦士が乗務します。

事業用操縦士
警察や消防、また事業で運行する農薬の散布などで飛行機に乗務できる資格です。

自家用操縦士
主に個人で楽しむためのパイロット資格です。自家用自動車や自家用船舶の免許に相似しています。

航空会社のパイロットになるための2つのルート

パイロット資格には3つの種類がありますが、パイロットになるためのルートは大きく分けて2つあります。1つは大学を卒業してから航空会社に就職し、自社のカリキュラムに従って養成訓練を受ける方法です。

もう一つは短大、高専、大学2年を終了後、航空大学に進む方法です。どちらも最終的には航空機の種類別に国家試験を受け、合格しなければなりません。

その他のパイロットの種類

一般的な航空会社のパイロット(定期運送用操縦士)、事業用の操縦士、自家用操縦士の他にも防衛大学校に進学し、自衛隊のパイロットになるというルートもあります。日本の航空自衛隊は世界でも屈指の技術を誇っていることでも知られています。航空ショーなどで華麗に空に舞う飛行機の姿、みなさんは見たことがありますか?

世界でパイロットが不足している

近年の航空業界をのぞいてみると、国内・海外のエアラインともにルートや顧客獲得において競争が激化しています。どのエアラインも人員を減らす傾向にありますが、パイロットにおいては航空機の需要の拡大や退職者の関係などで、全体的に不足していると言われています。

おおむね、20代で副操縦士として活躍し、訓練を重ねながら40台で機長に昇格するパターが多いですが、その道のりは平坦ではありません。世界でパイロットが不足していると言われているからこそ、航空会社も航空大学も優秀な人材の育成に一層の力を入れていると言えるのです。

2.なぜニュージーランド?パイロット留学をするメリットと魅力

日本国内でパイロットの勉強はできますが、あえてニュージーランドを選ぶ理由を調べてみました。

全体のコストを抑えることができる

航空免許を取得するにはいくつかのステップを踏まなければなりませんが、最終的に日本で航空免許を取得する予定の人は、ニュージーランドで取得した免許が一部で免除されるため(置き換えることができるため)、取得までのコストを節約することができます。

節約とは言えども、航空免許には多額の費用がかかりますが、英語の習得、世界レベルの航空技術が学べるなど、その他のメリットを考えると、魅力的だと言えるでしょう。ちなみに一般的に国内で航空免許を取得するには1,000万円程度の費用がかかると言われていますが、ニュージーランドで飛行機の操縦教育証明を取得するには300万円程度、単発の自家用操縦士技能照明を取得するには180万円程度になります。

気候と地形が日本と似ている

飛行機の運航で最も重要な要素の一つとして考えられるのが天候や気候です。ニュージーランドは日本と真逆の位置である南半球に位置していますが、同じ島国であること、また、国土の中心に山脈が連なっていることなど、日本の風土や気候に類似している点がいくつかあります。

日本と同様に春・夏・秋・冬の美しい気候があり、雨季もあれば、台風も訪れます。冬には山岳地帯では吹雪を迎えたり、大雪を記録する日もあります。日本での飛行訓練に向けて、着実な趣味レーション・トレーニングになることが期待されます。

世界の飛行勇士と信頼関係がもてる

ニュージーランドには世界からパイロットを目指す人たちが多く集まります。彼ら(彼女)は将来、自国での航空免許取得を目指す勇士たち。その熱意と志はただモノではありません。そのモチベーションの高さ、真面目さ、意識の高さを感じながら、同じ夢を追い求める仲間として強い絆も生まれてきます。

エアライン学校では卒業生や先輩とのつながりも強いため、たとえ厳しい訓練が待ち構えようとも、葛藤に打ち勝っていくだけの心の支えもあります。留学生においては、異国での訓練は容易な道ではありませんが、甘えのない環境で学習できることは、最終的にプラスになると言えるでしょう。励まし合いながら学習を進めて行く中で、深い信頼関係が持てるのは素晴らしいことです。

ニュージーランドはICAOの加盟国である

世界各国には数多くのフライトスクールがありますが、中でも質の高さ、教育レベルの高さを誇るのがニュージーランドです。加えて、ICAO(国際民間航空機関)の加盟国であり、国際的にも航空免許に対しての信頼度が最も高い国の一つと言われています。

ニュージーランドの他、アメリカ、カナダ、オーストラリアも免許の信頼性においては堺トップレベルに匹敵すると言われています。

3.ニュージーランドでパイロット養成コースのある学校【内容、費用をご紹介】

それでは、ニュージーランドで受講できるパイロット養成コースをご紹介しましょう。

Eastern Institute of Technology

オークランド、ホークスベイ、ギズボーンにキャンパスを持つポリテクニックです。専門分野のあらゆるレベルに対応したコースが揃っています。留学生も多く、インターナショナルな雰囲気が味わえる学校です。

Diploma in Aviation Level6
IELTSは6.0以上、期間は2年間、費用は合計で13,500ドル程度です。数学と物理が優秀であること、健康であることなど、総合的に見て入学を判断します。

Diploma in Advanced Aciation Level6
上記でご紹介したDiploma in Aviation Level6を修了していることが入学の条件になります。航空業界において優秀なパイロットを育成するためのコースです。期間は一年、費用は年間35,000ドルになります。

Ardmore Flying School

オークランドから30Km ほど離れた郊外に位置する航空学校です。Ardmore Airportを拠点としたトレーニングを中心に、航空会社パイロット、自家用パイロット、事業用パイロットそれぞれの目的にあったコースを提供しています。

コースの数は数え切れないほどあり、Multi Crew Integration Course、C-Cat Instructor Course、Basic Gas Turbine Course、Airline Transport Pilots License Course、Instrument Theory、Commercial Pilot License Theory Course(CPL)、Private Pilots License Theory Course(PPL)、Diploma in Aviation Programme など。English Language Aviation Courseでは航空用語を専門に学ぶコースです。留学生も積極的に受け入れています。

4.あなたは本当に向いている?パイロットに求められる3つの能力

憧れだけではパイロットになることはできません。人より何十倍の努力をすることが必要になりますが、その他にもパイロットになるための能力が求められます。

責任感が強い

お客様を安全に目的まで運ぶのがパイロットの仕事です。多くの人の命を預かるため、責任感が強く任務を遂行するための忍耐力や信の強さが求められます。

冷静な判断力を持っている

飛行機の運航では、まれに通常と異なる場面にぶつかることがあります。どのような状況においても、パイロットとしての冷静な判断を持ち、適切な行動することが求められます。

体調管理を怠らない

パイロットの仕事は空の上です。副操縦士と一緒に乗務はしますが、運行途中で他のパイロットと交代することができません。年に2回あるパイロット専用の身体検査にもパスしなければならないため、日頃から徹底した体調管理と自己管理が必要です。

おまけ・ニュージーランドのライセンス用語

ニュージーランドにパイロット留学をする人が必ず耳にするライセンスのステップをご紹介します。ニュージーランドでは年齢別に操縦してもよい飛行機の種類が決まっています。

  • Solo(16歳以上):ライセンスなしで単独飛行ができる。主に練習のために飛行するのが目的。
  • PPL(17歳以上):自家用操縦士のライセンスです。無償が条件になりますが、人を乗せて飛行をすることができます。
  • CPL(18歳以上):事業用操縦士のライセンスです。費用を徴収し、事業目的で人を乗せて飛行することができます。
  • ATPL(21歳以上):航空会社のパイロット免許。機長としてフライトすることがでけきる定期運送用操縦士の資格です。

飛行機を利用すると、機長アナウンスがありますよね。スムーズな口調で乗客に運行状況や得着自国などを教えてくれる時、なぜかホッとすることがあります。「安心して飛行機に乗れる」そんな思いがよぎるからです。

多くの乗客を安全に目的地まで運ぶのがパイロットの仕事でありますが、技術的な面もさながら、メンタル面でもタフであることが求められます。そして、そのタフで自信に満ちた振る舞いは、乗客を安心させてくれる大切な要素であるとも言えますね。

パイロットになるには厳しい訓練が待ち構えていますが、学校で知り合った先輩や仲間と支え合って、ぜひとも乗り切って下さい!ニュージーランドは、そんな頑張り屋のあなたを温かく迎えてくれますよ。

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