日本で最も人気のあるスポーツの一つ「サッカー」。国内リーグやワールドカップでは、どの試合も白熱した展開を見せてくれますよね。見事なチームプレイ、そして一心不乱に走るボールを追いかける姿を見て「将来はプロのサッカー選手になりたい」という子供たちは多いのではないでしょうか。
日本国内でも幼少期から入団できるサッカーチームもたくさんありますが、海外でもプロを目指す子供たちのためのサッカー留学プログラムがあります。ここでは、自然豊かなニュージーランドへのサッカー留学について、おすすめのプログラムを中心に、国内プロリーグの紹介を含めて解説しています。どうぞ、留学プランの参考にしてみて下さいね。
1.ニュージーランドのサッカー事情【人気度、プロチームについて】
最初に、ニュージーランドの事情についてご紹介します。国内での人気度、プロチームへの入団の仕方などを解説します。
ニュージーランドでもサッカーの人気が急上昇!
ニュージーランドといえば、やっぱりラグビーやクリケット!国技でもあるこの2つのスポーツは圧倒的に人気が高いのは、今も昔もか変わりません。しかしながら、最近はサッカー(フットボールと呼ぶこともあります)のプレイ人口も増えてきていることから、地元のローカルチームができたり、小学校の授業でサッカーを取り入れるところも多くあります。
サッカーのワールドカップではオセアニアチャンピオンになった経験もあり、海外のプロサッカーチームでも多くのニュージーランド選手が活躍をしています。ラグビーやクリケットだけではなくサッカーでも誇らしい実績のあるのがニュージーランド!そんな背景もあり、サッカーの人気は近年急上昇しています。
国内のプロ専用サッカーグランドは全て芝!
自然あふれるニュージーランド。実はプロが練習を重ねるサッカーグランドは全て管理の行き届いた美しい芝であるのが特徴です。日本では土のグランドを使用することもありますが、ニュージーランドではグリーンのみということで、サッカー選手にはとても恵まれた環境であると言えますね。
国内にはニュージーランドのトップリーグであるNZFC=ニュージーランド・フットボール・チャンピオンシップがあり、8チームで構成されています。中でもAuckland City FCとWaitakere FCは強豪中の強豪で、ニュージーランド留学中は、新聞、テレビ、ラジオなどで頻繁に登場する名前です。NZFCの開催月は9月から4月。シーズンオフの間は合宿やトレーニングを続け、シーズンに向けて準備をしていきます。
子供たちのサッカー選手の育成に積極的である
ニュージーランドではラグビーやクリケットが最も盛んですが、サッカーを通じての教育・育成にも積極的です。ローカルの子供たちだけが対象ではなく、海外からもサッカー留学として中学・高校生がニュージーランドにやってきます。
留学スタイルはサッカーを含む、ゴルフ、ラグビー、テニスなどのスポーツに力を入れた高校に留学をするというものです。一般的に、現地のYear9(13歳)~Year13(18歳)が対象になっていますが、レベルの高いスポーツ教育が受けられるという点では、ニュージーランドは人気が高いです。
2.元気な高校生を応援!ニュージーランドへのサッカー留学をする方法
高校生を対象としたニュージーランドへサッカー留学をする方法をご紹介します。
スポーツ留学を推奨しているエージェントを見つけよう
ニュージーランドにサッカー留学を希望している人は、国内でサッカー教育の盛んなハイスクールを選び留学をするのがベストな方法でしょう。サッカーをはじめとするスポーツに留学に強いエージェントを探して相談してみるのが一番です。
ICC
サッカー、ゴルフなど、スポーツをメインとした高校生の留学をサポートしています。
Edukiwi
ニュージーランド留学センター:サッカー、ラグビー、バスケットボル、フィールドホッケー、ローイング、ゴルフなどのスポーツ留学を応援しています。
分からない部分は当サイトのカウンセラーがお答えできますのでお気軽にお問合わせください。
3.教える側にも!ニュージーランドでコーチを育成する研修プログラム【英語力もUP】
こちらはサッカーを子供たちに教えるためのコーチ研修プログラムです。ニュージーランドは海外で活躍するプロ選手を多く輩出している実績があります。将来へのキャリアアップを視野に、コーチ研修に参加してみませんか?
World Football Connection
World Football Connection
元ニュージーランドサッカー代表のウイントン・ルーファー氏が代表を務める、WYNRS(ウイナーズ)でコーチ研修を積むプログラムです。元ジェフユナイテッド市原、ベルマーレ平塚、サンフレッチェ広島で活躍された宮澤浩氏がアカデミーコーチとしておられるので、日本語のサポートもしっかり受けれます。
アフタースクールプログラム、アカデミープログラム、サタデーサッカー、サッカーフォーライフの4つのプログラムがあります。どのような子供たちにサッカーを教えたいかによって、参加プログラムが分かれています。
アフタースクールプログラム | サッカーレベルに関係なく、5歳から13までの子供たちが参加できるプログラムです。 |
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アカデミープログラム | 真剣にプロを目指す子供たちが向けのプログラムです。 |
サタデーサッカー | 土曜日にサッカーの試合を行うプログラムです。試合は学年別。 |
サッカーフォーライフ | Soccer for life。恵まれない環境、貧しい家庭で育った子供たちを対象に、サッカーを通じて教育を行っていくプログラムです。プログラムが開催されるのはニュージーランドにある貧しい地区にある小学校になります。 |
ニュージーランドにはサッカーを教える立場にある人への留学プログラムもあります。優秀なコーチを育てるということは、素晴らしい選手を育てるために重要なこと。スポーツの腕はプレイする側、コーチをする側の両方で一緒にに築き上げるものだと言えますね。
研修は全て英語で行われるため、実践的な英語の勉強にもつながります。子供たちにサッカーを教える技術や知識を習得しながら、広大な自然を思いっきり満喫できるのも魅力です。
4.ニュージーランドのプロ・サッカー全8チームをご紹介!【都市・優勝経験など】
最後に、ニュージーランドのNZFCに属する8チームについてご紹介しましょう。
Auckland City FC
オークランドを拠点とする国内債強豪チームです。2006年には日本人の岩本選手が在籍していました。
Waikato FC
観光名所の多いワイカトを拠点とするチームです。優勝経験はありませんが、これからの活躍が期待されるチームの一つです。
Waitakere United
国内のもう一つの最強チーム。常にAuckland City FCとライバル関係にあります。
Hawk’s Bay United
美しい港町で有名なホークスべイ・ネイピアを拠点とするチームです。ネイピアには一般英語クラスIELTSクラスなどを提供する語学学校もあります。
Canterbelly United
過去2回の優勝実績のあるチームで、本拠地はクライストチャーチです。
Team Wellington
首都ウェリントンを拠点とするチーム。優勝経験はありませんが、過去一回だけ準優勝をした実績があります。
Otago United
オタゴを拠点とするチーム。オタゴを代表するダニーデンにはオタゴ大学や有数の語学学校がいくつかあります。スコティッシュ文化が息衝く美しいエリアです。
Young Heart Wanamatu
北島中心部南、マナワツ川流域にあるマナワツを拠点とするチームです。実力的にはこれからといったところですが、有力選手もどんどん育っているので今後が楽しみです。中心都市パーマストン・ノースには有数の語学学校もあります。
ニュージーランドサッカー留学についてご紹介しました。サッカー留学をするなら高校生の時期がベスト。スポーツ留学について相談できる留学エージェントを探して、とくにサッカー教育の盛んなハイスクールを選ぶことが大切です。
留学期間や費用はハイスクールによって異なります。学生ビザの手配、入学書類の準備、日本の高校への手続きなどがもありますので、できるだけ早めの準備を始めるようにして下さい。留学エージェントに相談をしながら、自分に合った最適なサッカー留学プランを立てていきましょう。