今日はマレーシアのAsia Pacific University of Technology&Innovation、略してAPUを紹介しますね。
APUは1993年設立された、国際的な大学。MULTICULTURAL LEARNING EXPERIENCE(多文化な環境で学習できる)アワードで2017年にアジア1位を獲得した大学です。
比較的新しい大学なのですが、ここの校舎は 2017年に移転してきたばかり!視察してきたので早速見ていきましょう!
Asia Pacific University(APU)の概要
視察団を組んでみんなでAPUへ訪問。
まずは、いろいろと聞いた大学の特徴をまとめてみると…
- 2017年に引っ越したばかりのきれいなキャンパス
- 留学生の多い国際色の豊かな大学。
- IT経済特区にキャンパスがある
- キャンパス内の学生寮が充実
- アメリカ、イギリス、オーストラリアなど、他国の大学とも提携
では、細かく見ていきましょう!
APUの国籍比率
APUには生徒が約22,000人います。
うち約半数の50%が留学生で、110カ国から11,000人の留学生が在籍しています。
2018年現在、日本人は現在50名が在籍。マレーシアの大学の中では多い方だと思います。2015年に初めて日本人が入ってから増え続けているのだそうです。
また、スリランカやインドにも校舎があり、イギリスのStaffordshire Universityのパートナー校でもあります。
写真の旗が示す通り、このグローバルな環境がひとつの特徴でしょう。
APUの立地・場所は?
クアラルンプールのキャンパスは、Technology Park Malaysia (TPM)といわれるIT経済特区にあります。
なんでもTPMに物件を持つためには、マレーシア政府のとても厳しい審査と条件があるそう。APUは教育機関で唯一TPMエリアにキャンパスを持っている学校との事です。
ペトロナスツインタワーから、車や電車で約30分のところにあります。
駅からも徒歩5分ほどの距離なので、交通の便的には不自由はしなそうです。
キャンパスは新しく設備も整い、カフェテリアなどは日本の六本木などにあるオシャレなカフェのようでした。
綺麗な、ガラス張りの校舎。
高い天井
綺麗なライブラリーですよね。これなら勉強もはかどりそう!
自由に使えるPCはもちろん、
豪華な食堂。さすが新校舎です。
APUが強い専攻(メジャー)
APUが大学の中で強いメジャーとして謳っているのはIT系、ビジネス系や、会計・金融学。
その中でも日本人には以下を取る人が多いとのこと。
- インターナショナルマネージメント
- インターナショナルリレーション
- ⁻ツアリズムマネージメント
英語を学ぶESLも併設されており、日本人はそこから始める生徒さんも多いとの事。※以下で詳しく説明します。
アメリカ・イギリスなど他国の大学とも提携!
海外の大学とのも提携しており、これらの大学とは、単位互換が出来、
編入する制度があるそうです。
つまり、1年目はマレーシアで学び、2年目、もしくは最終学年(3年目)でイギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ、南アメリカなどのパートナー大学に編入することも可能と言う訳です。
【参考】APUのHPより
留学生の滞在先は?
大学内には550人分の学生寮が完備。
部屋ものぞかせてもらいましたが綺麗でした。
部屋はこんな感じ。
洗濯はランドリールームで。
卓球など、リラックスする部屋があったり、
ジムもあったり、
滞在費は、食事と光熱費は別で月12,000~33,000円ほど。
日本で一人暮らしする予算と比べると3分の1程度でしょうか。
安くすませたい方は、キャンパス外の寮に5-6人部屋で暮らしているそうです。そうすると月100ドル~200ドル程度で住めちゃうのだとか。
APUの学費はマレーシアの大学の中では平均的かやや高め
学費は年間7500ドル、約80万円ちょっとぐらいです。
APUに限らず基本的にマレーシアの大学は3年で卒業できますので、学費だけでい言えば卒業するまでにかかる費用は250万円程度でしょうか。
日本の大学よりは少し安いイメージですね。
APUへの入学条件・手続きなど
ちなみに、入学条件はさほど高くないです。まあアジアの大学は今、日本人ウェルカム。大体どこもそんなに厳しくないです…
この大学もIELTS 5.0さえあれば相当問題がない限り誰でも入れます。
いや、本来は入学試験もあるんですよ。財政状況なども見られますしね。日本人で良かったですね(⌒∇⌒)
APUへの入学の時期とビザ
入学の時期は年に4回。2月、4月、9月、11月から可能です。
日本人は学生ビザを取れば12カ月の滞在が許可されており、以降は更新です。
ビザ申請には3~6週間かかりますので、早めに準備をしておきましょう。
英語力のない人はESLから
IELTS5.0に達していない人は、事前に校内にある語学クラスを取ることも可能です。この場合、月に1400ドル程度かかります。
多くの方は大体3ヶ月ほどここで勉強してから、大学本科に上がるのもありですね。
まとめ
なんと言ってもマレーシア揃ってのIT経済特区にある新校舎で勉強できる環境は魅力。
そして在校生の半数が留学生という条件は、世界のどこへ出ても自分の考えと経験と知識を活かしてキャリアを気づいていける力が養えるのでは、と個人的に感じました。
もっと詳しい情報や、学費・入学条件などをお聞になりたい方、APUの視察に行きたい方はぜひお問合せ下さい。
大学選びはかなり重要です。
特に異国ですから、文化も違えば、イメージしてた大学生活が送れるとは思わない方がいいかもです。
なので、可能であれば一度視察に行くのがベストだと思います!
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