中卒でも、留学できる?英語は伸びる?【費用とアドバイスを語るよ】

中卒でも、留学できる?英語は伸びる?【費用とアドバイスを語るよ】

中学を卒業して高校へ進学せずに社会に出ることを選んだ人、また、一旦は高校に進学しけど理由があって辞めてしまった人もいると思います。でも、「英語は嫌いじゃなかった」そう振り返る人もいるのではないでしょうか。

日本はまだまだ学歴社会なので、中卒の人にはやや風当たりが強いかもしれませんが、高学歴でも英語ができない人は驚くほどたくさんいます。もちろん、中卒でも留学をして、高学歴の人たちに負けない英語力を身に着けることができます。

今回は中卒資格で留学を果たす方法をご紹介しながら、英語力と学歴との関係についてもお話したいと思います。

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1.よくある疑問「学歴が中卒でも英語は身につきますか…?」


中卒の人が英語学習について疑問に思うことはいくつかあるでしょう。日本は学歴社会のため、「中卒だから」とネガティブな思い込みを抱きがちです。まず、英語は純粋に「言語」であるということを認識しておきましょう!

英語は言語!だれでも覚えられる 

「学歴が中卒だから、英語を一生懸命学んでも習得できないのでは?」という疑問を持つ人もいると思いますが、これは間違った考えです。英語は人と人とコミュニケーションを結ぶためのツール、すなわち「言語」であるため、学歴があるないはほとんど関係ありません。

むしろ、「言語の違う人とも会話をしたい!」「海外の人と友達になりたい!」といったモチベーションの高さのほうが大事だと言えます。英語はだれでも覚えられますし、やる気と自信があれば英語脳がスクスクト育っていきます。

文法の学習し過ぎは逆に伸びづらい

日本での英語教育では卓上の学習に異常な多大な力を入れていますが、実際使える英語が身についている人は少なく、英語能力においても世界レベルに達するに到底及ばないレベルです。一体なぜでしょうか。

日本は単一言語での歴史が長いこと、そして保守的であるという文化的な影響を受けているため、他の言語を使ってのコミュニケーション能力が低いと言われています。そんな中、文法書や単語帳だけを必死にかじり、大学受験でゴリゴリに文法学習した人は、逆に世界に通用するような生きた英語が身にづらいとも指摘されています。

ストレートに言えば、「大学受験のための英語は、一般的に役に立ちづらい」ということです。もちろん、TOEICやTOEFLなどの試験対策には、ある程度の文法やボキャブラリーも必要ですが、それはスコアアップを目的とした試験用の勉強です。ですので、英語スキルを伸ばすためには、ある程度の柔軟な発想とコミュニケーション能力の方が何倍もに重要なのです。

ちなみに、日本はまだまだ学歴社会ですが、海外諸国では「実力社会」のところも多いです。いくら学歴があっても即戦力にならなかったり、コミュニケーション能力が低い場合は採用されません。

2.中卒が最終学歴の方必見!主な留学への道を3つご紹介


中卒でも留学を決意するのに足踏みする必要はありません。費用はひとまず横において、あながた実現できる留学の方法をご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

方法①:語学留学

私費留学で今もっとも主流であるのが語学留学です。語学学校のコースには一般英語、TOEIC、ケンブリッジ検定、発音矯正などがあり、自身のレベルや目的に合わせて選択することができます。

渡航先はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど欧米諸国やオセアニアに人気が集中していますが、アジア諸国では世界で3番目に英語人口が高いフィリピンに留学する人が増えています。欧米諸国に比べて費用が安い、国民がフレンドりー、ネイティブの講師が在籍する学校が多い、日本から近いなどの理由で選ばれています。

語学学校留学の場合は「学歴」として履歴書に記載することができないのがデメリットかもしれませんが、「留学経験あり」ということで、自分の学習したコースや海外での経験を述べることはできます。

ここで重要なのが「英語の実力」です。日本はまだまだ学歴社会ですが、きれいな英語が話せる人やTOEICでハイスコアをマークすることに苦戦している人はたくさんいます。中途半端な語学留学ならおカネの無駄!現地でネイティブ並みのスピーキング力とアップテンポなコミュニケーション能力をしっかり養っていきましょう。3か月以内の語学留学なら観光ビザ、3か月以上なら学生ビザを取得します。
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方法②:正規留学

「日本の高校に入学したけど、合わなかった」そんな話をよく耳にします。希望を持って入った高校でも、実際自分の思った通りではなかったり、さまざまな事情で高校を辞める人も少なくありません。それなら海外の高校へ入学することはできるのか、そう疑問に思う人もいるかもしれません。

答えはYESです。中学卒業資格があれば、海外の高校へ入学することは可能です。海外の高校を初年度から通い始めて無事卒業できれば、現地の大学(もしくは海外の大学)に進学することができるため、未来への可能性がどんどん広がるでしょう。

しかしながら、海外の高校を卒業して日本の大学に進学する場合は、日本の高校卒業資格がないため注意が必要です。国公立や私立大学の帰国子女枠はほとんとが「海外での教育機関で12年受けたもの」になっているので、受験資格の対象外となってしまうのです。

加えて、費用の点もネックになってくるでしょう。留学国にもよりますが、アメリカの高校へ通った場合、学費や生活で年間300万円以上かかるといわれています。純粋に3年通ったとしても約1,000万円!これだけの費用を持ち合わせているかどうか、そこまでの価値があるのかどうか、途中でやめてしまうようなリスクはあるのか、などじっくり考える必要があります。

学生ビザで正規留学した場合、現地での労働は禁止されているので、アルバイトで学費を稼ぐということもできませんので、この点も留意しておきましょう。

正規留学する流れは、その留学スタイルによって異なります。出願時期、申込時期も異なるので、志望校のホームページやカタログ、留学エージェントなどに問い合わせて確認するようにしましょう。
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方法③:ワーキングホリデー

もし、あなたが18歳以上なら中卒が最終学歴でもワーキングホリデーに行くことができます。ワーキングホリデーの協定国は世界16カ国あり好きな国を選んで一年間滞在することができます。就業が認められているので、現地での生活費を稼ぐことができる上、就学が認められている国では学校に通うこともできるのも魅力の一つです。

留学の一番の要素である「学校に通う」という需要を100%満たしているわけではありませんが、ワーキングホリデーを通して現地での生活ぶりや文化、生きた英語(現地語)が学べるのは大きなメリットだと言えます。

興味のある国があれば、現在どんなことが起こっているのか自分の目で見ることができ、また国の持つ独特なカルチャーを実体験することもできますね。費用の準備が厳しい場合は、渡航費や滞在費を安く抑えることができるアジア諸国がおすすめです。

※ワーキングホリデー協定国
オーストラリア/ニュージーランド/カナダ/韓国/フランス/ドイツ/イギリス/アイルランド/デンマーク/台湾/香港/ノルウェー/ポーランド/ポルトガル/スロバキア/オーストリア

日本の学校制度は長年にわたって変化は見られないものの、学校にいく立場にある学生たちの考え方はどんどん変わっています。あえて日本の高校を進学せず海外の高校を選んだり、中卒の人でも留学を通し英語をネイティブ並みに鍛えているたくましい人もいます。

海外の多くでは15歳から16歳までが義務教育となるため、「中卒」と同じ学歴の人たちはたくさんいます。資格やスキルを磨いて立派に仕事をこなし、ある程度資金がたまると、自分で会社を経営する人もたくさんいるんですよ!

英語は言語なので学歴は関係ありません。スキルアップは天井知らずにできるので、留学を通して英語学習に力を入れてみるのもよいのではないでしょうか。

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