UCLAとは?合格率9.4%の難易度・学費・日本人が入る3つのルート【2026年版】

UCLAとは?合格率9.4%の難易度・学費・日本人が入る3つのルート【2026年版】
世界中が注目する名門大学UCLAの魅力とは?【アメリカ留学情報】

📅 最終更新:2026年9月(2025年秋入学の合格率・2026-27年度の学費・UCLA公式の在籍者数に更新しました)

「UCLAってどんな大学なのか」「日本人でも入れるのか」。この2つに、データで答えます。

先に結論です。UCLAの新入生としての合格率は9.4%。日本の難関大学と比べても相当に狭き門です。ただし、日本人が現実的に入る道はもう一つあります。コミュニティカレッジからの編入なら合格率は23%で、実際にUCLAの編入合格者の93%はカリフォルニアのコミュニティカレッジ出身者です。

この記事では、UCLAの基本情報から難易度・学費・入学ルート・卒業後の進路までを一度に整理します。記事の後半には、サンタモニカ・カレッジからUCLAへ編入した方の体験談も掲載しています。

※本記事の数値は、UCLA公式サイトの公表値、UCLA入学局が公開する2025年秋入学のデータ、カリフォルニア大学本部の2026-27年度の学費表にもとづきます。為替は1ドル=155円(2026年9月時点)で換算しています。

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UCLAとは|基本情報

UCLAとは|カリフォルニア大学ロサンゼルス校の基本情報

UCLAは「University of California, Los Angeles」の略称で、日本語ではカリフォルニア大学ロサンゼルス校です。1919年設立の州立大学で、カリフォルニア大学(UC)システムを構成する9つの学部キャンパスのひとつにあたります。

項目 内容
正式名称 University of California, Los Angeles
設立 1919年
所在地 カリフォルニア州ロサンゼルス市ウェストウッド
在籍学生数 46,678人(学部33,040人/大学院13,636人)
教員数 5,464人
留学生 6,347人(全体の13.6%)
QS世界大学ランキング2027 49位(東京大学39位/京都大学64位)
州立/私立 州立(カリフォルニア州)

※在籍者数・教員数・留学生比率はUCLA公式サイトの公表値です。

規模を実感しにくいと思うので言い換えると、学生と教職員を合わせて5万人以上が毎日通うキャンパスです。学内をシャトルバスが走っています。

大塚庸平大塚社長

QSのランキングでは東大が39位、UCLAが49位。「東大より上」と紹介されることもあるけど、ランキングの種類によって順位は変わるから、数字だけで比べないほうがいいよ。

UCLAの規模がもたらすもの

  • 専攻の幅:学部レベルで選べる専攻は125以上。数学・歴史学・工学などは世界的にも高く評価されています
  • 研究環境:5,000人を超える教員にはノーベル賞受賞者も含まれ、学部生でも研究に関わる機会があります
  • 留学生の多さ:全体の13.6%が留学生。留学生向けのサポート体制が整っています
  • 編入生の多さ:UCLAは編入生の受け入れに積極的で、学内のサポートも編入生を前提に設計されています

UCLAの難易度|2025年秋入学の実データ

UCLAの合格率と難易度

「UCLAは難しい」とよく言われますが、どのくらい難しいのかは入り方によってまったく違います。UCLAが公表している2025年秋入学のデータを見てください。

新入生(高校から直接出願)の合格率は9.4%

項目 2025年秋入学(新入生)
出願者 145,085人
合格者 13,659人
合格率 9.4%
入学者 6,553人
合格者のGPA 非加重4.00/加重4.61(中央値)
国際生の割合 約9%

非加重GPAの中央値が4.00、つまり満点です。高校の成績がオールAに近い状態で、そこからさらに課外活動やエッセイで差がつく世界だと考えてください。

編入の合格率は23%

一方、コミュニティカレッジなどからの編入はこうなります。

項目 2025年秋入学(編入)
出願者 28,288人
合格者 6,466人
合格率 23%
入学者 3,935人
合格者のGPA中央値 3.91(中央50%は3.77〜4.00)
合格者に占めるカリフォルニアのコミカレ出身 93%

新入生9.4%に対して、編入は23%。倍以上の差があります。そして合格者の93%がカリフォルニアのコミュニティカレッジ出身という事実が、このルートの実態を示しています。

必要な英語力

ルート 英語要件
新入生として出願 TOEFL iBT 80(2026年1月からの新方式では4.5)/IELTS 6.5/Duolingo 115
編入で出願 コミカレで英作文2科目をB以上で修了すれば、TOEFL・IELTSの提出は不要
コミカレに入学する時点 TOEFL iBT 45/IELTS 5.0/英検2級(正答率75%以上)など(サンタモニカ・カレッジの例)

見落とされがちですが、編入ルートなら英語試験のスコア提出そのものを免除できます。日本でTOEFLを受け続けるより、現地で英作文の授業を確実に通すほうが早いケースは少なくありません。

日本人がUCLAに入る3つのルート

日本人がUCLAに入る3つのルート

ルート①:日本の高校から直接出願する

最短ですが、最も狭い道です。合格率9.4%、求められるGPAは実質オールA、加えてTOEFL 80以上とエッセイ・課外活動。高校1〜2年の時点から計画的に準備している人向けのルートです。

なお、UCは2021年以降SAT・ACTのスコアを合否判定に一切使いません(test-free)。推薦状も原則不要です。「SATで高得点を取れば有利」という情報は古いので注意してください。

ルート②:コミュニティカレッジから編入する(最も現実的)

日本の高校卒業後、カリフォルニアのコミュニティカレッジに2年通い、3年次としてUCLAに編入する方法です。

  • コミカレ入学時に必要な英語力は英検2級程度から
  • 日本の高校の成績は編入の合否判定に使われない(評価対象はコミカレのGPA)
  • 合格率は23%。ただし合格者のGPAは中央50%で3.77〜4.00
  • 卒業証書はUCLAのもの。直接進学した学生との区別はない

このルートの詳細はUCLAに入る2つのルート|合格率9.4%の壁と、編入という現実解、実際にこのルートを通った2人のケースは3人に1人。落ちこぼれでもUCLA留学を実現する唯一の方法で解説しています。

コミュニティカレッジの選び方はUCLA・UCバークレー編入におすすめのコミュニティカレッジと選び方のポイントをご覧ください。

ルート③:大学院から入る

日本の大学を卒業してから、UCLAの大学院に出願する方法です。学部と大学院では審査基準が別で、研究実績や職務経験が評価されます。分野によってはGRE・GMATが必要です。

注意:編入は「入れば安心」ではない

編入ルートは合格率こそ高いものの、コミカレでGPA3.7以上を2年間維持する必要があります。アメリカ全体では、コミュニティカレッジ入学者のうち6年以内に学士号を取れているのは18.0%にとどまります(全米学生情報センター「Tracking Transfer」2026年3月)。

どこでつまずくのかはコミュニティカレッジに入ると【後悔】するは、本当か。データで見る3つの落とし穴と回避策に整理しました。編入を検討するなら、必ず先に読んでおいてください。

なお、UCにはTAG(編入保証制度)という、条件を満たせば合格が事前に保証される仕組みもあります。ただしUCLAは対象外(対象はデービス・アーバイン・マーセド・リバーサイド・サンタバーバラ・サンタクルーズの6校)なので、UCLAを狙うなら他校でTAGを確保しつつ通常出願する二段構えが現実的です。詳細は【2026年版】UC編入の「TAG(編入保証制度)」とは?対象6校と申請の全手順へ。

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UCLAの学費と生活費

カリフォルニア大学が公表している州外学生(留学生を含む)の費用です。

項目 年額 円換算
授業料 14,202ドル 約220万円
学生サービス料 1,386ドル 約21万円
州外学生の追加授業料 39,270ドル 約609万円
学費の小計 54,858ドル 約850万円
住居・食費、保険、書籍、交通ほか 約35,000ドル 約543万円
年間の総額(2027-28年度の目安) 約90,100ドル 約1,397万円

4年間で約5,586万円。日本の私立大学に下宿して通う場合(4年で約1,076万円)のおよそ5倍です。

コミカレ経由なら総額が約1,700万円下がる

ここで効いてくるのが編入ルートです。サンタモニカ・カレッジの留学生費用は、学費・住居・食費・保険を含めて年約34,000ドル(約527万円)。UCの4割程度です。

ルート 4年間の総額
UCLAへ直接進学(4年) 約5,586万円
コミカレ2年+UCLA2年 約3,847万円

差は約1,739万円。ただしこれは2年でコミカレを出られた場合の数字で、1年延びると約527万円が上乗せされます。費用の内訳はカリフォルニア大学の学費は実際いくら?費用の内訳を項目別に分解するで項目別に分解しています。

学部・専攻とキャンパスライフ

選べる専攻は125以上

UCLAで学部レベルの専攻は125を超え、開講科目は3,800以上あります。日本人留学生からの人気が高いのは次の分野です。

  • 経営経済学(Business Economics)
  • 経済学(Economics)
  • 心理学(Psychology)
  • 生物学(Biology)
  • 政治学(Political Science)
  • 精神生物学(Psychobiology)

注意点として、編入時に人気専攻へ入るのは難易度が上がります。UCLAの編入は専攻ごとに合格率が異なり、公表データでは文理学部(College)が27%、演劇映画テレビ学部は3.2%でした。志望専攻を早い段階で決めて、必要な前提科目をコミカレで履修しておく必要があります。

出願のスケジュール

時期 やること
9月1日〜30日 TAG申請(UCLAは対象外だが、他校で保険を確保するなら必須)
10月1日〜11月30日 UC共通の出願期間(新入生・編入生とも)。締切の延長はありません
翌年1月末 TAGの結果通知
翌年3〜4月 合否発表
翌年秋 入学

UCは9校が1つの共通願書で出願できます。1回の出願で複数キャンパスに応募できるため、UCLAを第一志望にしつつ、合格可能性の高いキャンパスも同時に押さえるのが標準的な戦い方です。

キャンパスライフと住環境

良い点

  • 寮が徒歩圏:キャンパス周辺に複数の学生寮があり、車がなくても生活が成立します。車社会のアメリカでは貴重です
  • 立地:ウェストウッドは治安が比較的良く、サンタモニカやビバリーヒルズにも近い
  • コミュニティ:JSA(Japanese Student Association)など日本人学生の団体があり、就活イベントなども開かれています

覚悟しておく点

  • 家賃と物価が高い:ロサンゼルスは全米でも住居費が高い部類です。ルームシェアが一般的
  • 交通:公共交通機関は日本ほど便利ではなく、渋滞も深刻です
  • 日本人が多い:日本人コミュニティに閉じると英語力が伸びにくいという面もあります

学生の構成(男女比・年齢層・人種・留学生比率)はUCLAの生徒数、男女比、年齢層、人種、留学生比率【統計データ】にまとめています。

UCLAとUCバークレー、どちらを選ぶか

UCの2トップとしてよく比較されます。QS世界大学ランキング2027ではバークレーが20位、UCLAが49位です。

UCLA UCバークレー
QS2027 49位 20位
立地 ロサンゼルス(ウェストウッド) サンフランシスコ近郊
雰囲気 総合大学・スポーツが盛ん 研究志向・理工系に強い
TAG(編入保証) 対象外 対象外

どちらも編入保証の対象外である点は共通しています。現役学生の視点での違いはUCロサンゼルスとUCバークレーの違いを現役学生に比較してもらいましたをご覧ください。

【体験談】サンタモニカ・カレッジからUCLAへ編入した方に聞きました

UCLAへ留学した経験者の体験談

実際にこのルートを通った方(留学当時22歳・男性)に伺いました。

Q:UCLAに留学するまでの経緯を教えてください

A:高校時代にアメリカの公立高校に1年間留学したことをきっかけに、アメリカの大学に進むことを決意しました。英語などのハードルがあり、最初はカリフォルニア州にある2年制のサンタモニカ・カレッジに進学しました。このカレッジを選んだ理由は、UCLAへの編入率が圧倒的に高かったからです。その後、編入試験を受けてUCLAに入学しました。

Q:UCLAの雰囲気はいかがでしたか?

A:意外とゆっくりしていました。レベルの高い大学なのでもっとピリピリしているかと思っていましたが、勉強だけでなく、週末には学校の周りでさまざまなパーティーが開かれていました。

Q:大学での専攻は?

A:最初はBusiness Economicsでしたが、途中からEconomicsに変更しました。

Q:UCLAに留学して良かったことは?

A:留学生が多いため、世界中に友人ができたことです。JSA(Japanese Student Association)at UCLAという日本人学生会に所属し、日本食パーティーや就活イベントを主催したことも良い経験になりました。

Q:これからアメリカの大学留学を目指す後輩へアドバイスを

A:自分を知ることが一番大事です。なぜアメリカの大学へ行きたいのか、理由と目的を明確にしておくこと。留学生活は辛いこともありますが、目的が明確なら乗り越えられます。

この方が選んだサンタモニカ・カレッジは、35年連続でUCへの編入者数1位の学校です(2024-25年度は995人がUCへ進学。うちUCLAは437人)。

UCLA卒業後の進路

UCLAの学位は世界的に通用します。卒業生にはノーベル賞受賞者、企業経営者、俳優、オリンピックメダリストなど幅広い分野の著名人がいます。詳しくはカリフォルニア大学出身の著名人・有名人の一覧をご覧ください。

実務的な話をすると、進路は大きく3つです。

  • アメリカで就職:OPT(卒業後の就労許可)を使って実務経験を積む。専攻がSTEM分野なら期間が延長されます
  • 日本で就職:卒業時期が日本の新卒採用とずれるため、ボストンキャリアフォーラム等の海外大学生向けイベントを使うのが一般的
  • 大学院に進学:UCLAの学部から、そのまま米国内の大学院に進むケースも多くあります

よくある質問

Q. 日本の高校の成績が良くありません。UCLAは無理ですか。

A. 直接出願は厳しいですが、編入ルートなら可能性があります。編入の合否判定で見られるのはコミュニティカレッジで取った成績で、日本の高校の評定は基本的に使われません。

Q. SATのスコアは必要ですか。

A. 不要です。UCは2021年以降、SAT・ACTを合否判定に一切使いません(test-free)。

Q. 英語のスコアがないと出願できませんか。

A. 編入の場合、コミカレで英作文2科目をB以上で修了すればTOEFL・IELTSの提出は免除されます。またコミカレ自体は英検2級程度から出願でき、集中英語プログラムならスコアなしでも出願できる学校があります。

Q. 費用はどのくらい用意すればいいですか。

A. 直接進学なら4年で約5,586万円、コミカレ2年+UCLA2年なら約3,847万円が目安です(1ドル155円換算)。奨学金で埋められるのは年80〜150万円程度なので、総額を下げる設計のほうが確実です。

Q. TAG(編入保証)でUCLAに入れますか。

A. 入れません。UCLAはTAGの対象外です。デービスやアーバインなど6校でTAGを確保しつつ、UCLAには通常出願する形になります。

まとめ

  • UCLAは学生46,678人・留学生13.6%の州立大学。QS世界大学ランキング2027で49位
  • 新入生の合格率は9.4%、合格者の非加重GPA中央値は4.00
  • 編入の合格率は23%で、合格者の93%がカリフォルニアのコミカレ出身
  • 編入ルートなら、コミカレ入学時は英検2級程度から。英作文2科目で英語スコアの提出も免除できる
  • 費用は直接進学4年で約5,586万円、コミカレ経由なら約3,847万円
  • ただしコミカレで2年・GPA3.7以上を維持できるかが、このルートの成否を分ける

UCLAは「頭がいい人だけが行く大学」ではありません。入り方を選べば射程に入る大学です。ただし編入ルートは、2年間の履修とGPAを管理し切れるかどうかで結果が変わります。

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