ドイツ留学おすすめ5都市と大学＋生活費、気候、自然から選ぶおすすめ地域

ドイツ大学進学を計画し、いくつかの大学の選択肢を前に、都市も大学選びの条件で大切にしたいと思っているあなたへ。ドイツのおすすめ都市情報をまとめました。

有名な都市、家賃や生活費が安い都市、気候が落ち着いている都市、自然豊かな都市など、複数の観点から紹介します。また、その都市の代表的な大学も合わせて紹介します。
生活費の安い都市に住んで大学に通う学生もいます。ドイツの大学生は格安の交通チケットが使えますので、住むのは安いところ、環境の良いところに住むことも十分できますよ。

「学生は勉強が本分」とはいえ、多くを過ごす滞在先の都市も大事に選びたいですね。

主要都市とその特徴

まずは以下のドイツの主要都市5つとその特徴、著名な大学を紹介します。

ベルリン

ベルリンはドイツの首都であり、文化、歴史、美術、音楽など多様な要素を持つ都市です。特に、20世紀の歴史が残る街で、東西ドイツの分断から、「ベルリンの壁」崩壊以後の復興、現代都市としての再生などを見ることができます。また、世界的に有名な博物館や美術館、劇場、コンサートホールなど文化施設も豊富で、留学生にとっても魅力的な都市です。さらに、国際色豊かな人々、独特なクリエイティブな雰囲気、多様な文化イベントなども魅力です。

ミュンヘン

ミュンヘンはドイツのバイエルン州最大の都市であり州都です。経済、文化、教育など多様な面で重要な都市です。特に、ビジネスや経済に関連する分野では、国際的な重要性を持ち、多くの大企業や金融機関などが拠点を持っています。また、文化的にも豊富で、博物館や美術館、劇場、オペラハウスなどがあり、音楽文化も盛んで、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団など有名なオーケストラがあります。さらに、教育に関しても優れており、大学や研究所などが多くあり、留学生にとっても魅力的な都市です。

フランクフルト

フランクフルトはドイツの金融・経済の中心地であり、国際的な重要性を持つ都市です。特に、世界的な金融機関や大手企業の本部が多くあり、金融業界やビジネスに関連する分野では重要な役割を担っています。また、文化的にも豊富で、博物館や美術館、劇場などがあり、また、国際色豊かな都市であり、多くの国際会議やイベントが開催されます。さらに、大学や研究所も多くあり、教育にも長けている都市です。留学生にとっても魅力的な都市です。

ケルン

ケルンはドイツのノルトライン・ウェストファーレン州にある都市で、歴史的には、中世には西部ドイツで最も重要な都市の一つであり、教会や城壁などの建造物が多く残っており、観光客に人気です。また、大学のある都市であり、学術性の高い大学があり、特に人文科学に関連する分野では有名です。さらに、文化的にも豊富で、博物館や美術館、劇場などがあり、古代から現代までの音楽文化も盛んで、ケルン・フィルハーモニー管弦楽団など有名なオーケストラがあります。さらに、留学生にも魅力的な都市で、多くの留学プログラムがあります。

ミュンスター

ミュンスターはドイツ北部に位置する都市で、人口約11万人です。ミュンスターは古い歴史を持ち、中世の建物や教会などが多く残っています。特に、ミュンスター大聖堂は歴史的建造物の中で最も有名で、世界遺産にも登録されています。

ミュンスターは文化、美術、音楽なども充実しており、国立美術館や歌劇場などがあります。また、大学のある都市でもあり、学生たちが多く住んでいます。経済的にも発展しており、工業、サービス業などが盛んです。生活費も安く、就労機会もあり、観光客にも人気のある都市です。

家賃や生活費が安い地域と都市

ドイツには、住みやすく家賃が安い都市がたくさんあります。しかし、家賃が安いと言っても、都市によっては、就労機会や文化施設などが少ないこともあるので、あなたのニーズに合った都市を選ぶことが大切です。

一般的に、ドイツの中部や東部にある都市は、西部の大都市に比べると家賃が安い傾向があります。例えば、ミュンスター、ケルン、ハノーバー（ハノーファー）などの都市は、家賃が安く、また就労機会もあります。また、東部にある、ドレスデンやライプツィヒなどの都市も、家賃が安く、また、文化施設も充実していると言われています。

また、学生にとっての視点から見ると、学費も安い大学が多い都市や、学生割引などがあり、生活費が安く抑えられると言われています。留学先として、生活費が安い都市を選ぶのも良い選択肢の一つです。

気候から選ぶ

ドイツの気候は、北から南にかけて大きく異なります。北部は海洋性気候で、冬は寒く湿って雨が多いです。南部は、大陸性気候で、冬は寒く乾燥しています。
温暖かつ乾燥した気候が落ち着いているとすると、南部のドイツの都市が落ち着いた気候と言えます。例えば、バイエルン州の州都であるミュンヘン、シュトゥットガルト、アウグスブルクなどが挙げられます。

自然豊かな地域

ドイツは自然が豊富で、異なる地域によって様々な風景を楽しむことができます。北部には海岸線や山地、中部には森林や湖、南部には山岳地帯などがあります。

特に、ベルリンから車で1時間ほどの場所にあるバーデン＝ヴュルテンベルク州は、森林や湖、山など自然が豊富で、夏にはキャンプやハイキング、冬にはスキーやトレッキングなどが楽しめます。

また、南部には、アルプス山脈や通称「黒い森」シュヴァルツヴァルトなどの山岳地帯があり、ハイキングやスキーなどのアウトドアスポーツを楽しむことができます。

どの地域でも美しい自然を楽しめますが、上記の地域は自然が豊富で、自然を楽しむことができるのでおすすめです。

まとめ

文化、音楽、自然、美しい街並み、個性的な都市の特徴で選ぶ、気候や生活費で選ぶ…ドイツ留学の都市選びの観点はさまざまです。

大学、専攻はもちろん大事ですが、数年を過ごす都市選びも大切です。迷ってしまったら、留学カウンセラーに相談してみてくださいね。